明治の唱歌を合唱ソフトに唄って貰う42
明治十六年(1883)小学唱歌集 第二編
第四十二 遊猟
遊猟
一,
さながら山(やま)も。くづるばかりに。
をのへに響(とよ)む。矢玉(やだま)のひゞき。
神(かみ)てふ虎(とら)も。てどりにしつゝ。
いさみにいさむ。益荒雄(ますらを)の徒(とも)。
二,
葦毛(あしげ)の馬(うま)に。しづ鞍(くら)おきて。
あづさの真弓(まゆみ)。手(て)にとりしばり。
みかりたゝすは。ますらをなれや。
み猟(かり)たゝせる。そのいさましさ。
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