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明治の唱歌を合唱ソフトに唄って貰う49

明治十六年(1883)小学唱歌集 第二編
第四十九 みてらの鐘の音

国立国会図書館アーカイヴより

 みてらの鐘の音
一,
 みてらの鐘(かね)のね。月(つき)よりおつる。
 ふみよむ燈火(ともしび)。かすかになりて。
 一二三四五六七八(ひふみよいむなや)。
二,
 月影(つきかげ)かたぶき。霜(しも)さえわたり。
 ねよとの鐘(かね)のね。枕(まくら)にひゞく。
 一二三四五六七八(ひふみよいむなや)。
三,
 漁火(いさりび)しめりて。霜(しも)天(てん)にみち。
 姑蘇城外(こそじやうぐわい)なる。鐘(かね)かもきこゆ。
 一二三四五六七八(ひふみよいむなや)。

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