アイドルと私
はじめに
2022年9月25日、齊藤なぎさの卒業が発表された。
界隈外の人に説明すると、「ポール・マッカートニーがビートルズから脱退する」「2chからひろゆきがいなくなる」「くりしげ、失踪」と同じぐらい大きい事である。ピクミン(初代)でいうなら、グルーオンドライブが無くなったドルフィン初号機といったところか。
私は大いに悲しんだ。というか悲しんでる。思い出すだけで目が潤む。なぜなら
私はこのグループのヲタを4年以上やっているからである。
このnoteでは、普段ニコニコ動画でニコニコメドレーを投稿してる私がどうして=LOVE(以下、イコラブ)を見始めたのか、ヲタとして何をしてたのかを書いていこうとも思う。
イコラブが何たるかに関しては、他の人が書いていると思うので割愛させていただく。元AKBの指原莉乃がプロデュースしてるアイドルと覚えていれば大丈夫。
元々、とある企画が終わってから投稿する予定だったのだが、背に腹は代えられないと感じたので投稿させていただいた。
こんな調子で最後までダラダラと書いていくので、「なんだこいつ気持ち悪いな」「こんな人だったのか」と思う方はこの段階でブラウザバックしてください。
顔も名前さえも分からない
2018年初冬、何となくけものフレンズのスレを漁っていた時にこんな物を見つけた。
どうやらけもフレが舞台化するらしい。けものフレンズって前も舞台化してなかったっけなぁと思いながらサイトを開くと、どうやら「=LOVEという指原莉乃がプロデュースしてるアイドルグループが舞台をやる」のだという。
この時の私は「ふ〜ん、指原ってアイドルのP始めたんだ〜へ〜まぁ一応覚えとこう」ぐらいのテンションでいた。ここで終わっていたらこんなnote書いてなかっただろう。
そして、2018年5月26日の夜。某氏(アイドルに詳しい人)との通話中、ふと上記の事を思い出した。そして私は「そういや=LOVEなんてグループあったなぁ、そうだ!ニコニコメドレーの選曲を広げるために、ちょっとMVでも見てみよう!」と思い、当時発表されていた3rdシングルまでの曲を漁り始めた。
そして、3rdシングルカップリング曲『樹愛羅、助けに来たぞ』を聴いた時の事だった。
「今日も内緒で 日本の平和 守ってる」
ん?
でゅくし????
その瞬間、今まで感じた事のない感情が私を襲った。何だこの気持ちは、こんな気持ち初めてだ。それに頭からでゅくしが離れない。てかでゅくしってなんだよ。
私は何かに寄生されたように『樹愛羅』の事を調べ始めた。今思い返せば、あれが初めてアイドルの推しが決まったタイミングって事なんだろう。
今まで二次元ばかり見ていたヲタクが三次のヲタになった瞬間だった。
やっと会えたMy ideal
それからというもの、私はすっかりイコラブにハマってしまった。
曲漁りはもちろんの事、メンバーの配信が行われるSHOWROOMに入り浸るようになった。常にお金が無いため、基本ライブには行けなかったがそれでも楽しかった。
2018年の早稲田大学の学祭で、初めて生でイコラブを見た。齊藤なぎさ(学業のため)と佐々木舞香(当時活動休止中)はいなかったが、未だにあの時の事は覚えている。とにかく彼女達は輝いていた。
2019年にはアイドル用のツイ垢も作った。未だに一部にしかバレていない。
そしてこの年、指原Pが≠ME(ノットイコールミー)という新しいグループを作った。このグループに関しては、また今度紹介しよう。
次第にイコラブ以外のアイドルグループにも興味が湧き始め、曲を漁るようになった。私のニコニコメドレーの選曲が、年々ニコニコ動画から離れていってるのもうなずける。
2020年頃から人気が出始めた。それと同時にイコラブは次第に若い女の子向きのコンテンツになっていった。ティーンにウケるような曲が増えだし、サンリオとコラボしたり、グッズもパジャマとか若い子向きになっていった。
野郎の私は必要とされていないのかもしれないと感じながらも、私はイコラブを推し続けた(厄介)。齋藤樹愛羅のため、瀧脇笙古のため、齊藤なぎさのため、私は推し続けた。その結果、普段聴く曲がMETAMUSE(元ZOC)とか戦慄かなのとかになってしまったが。
2021年には初めてMステへの出演が決まった。長かった、とにかく長かった。どうぶつビスケッツが発表から4ヶ月でMステにジャパリパークをひっさげ出演し、イグアナのフレンズと対峙した事から考えれば、相当かかった事も分かるだろう。
だが、嬉しいニュースもあれば悲しいニュースもある。佐竹のん乃の卒業だ。
人生で初めて卒業というのを目の当たりにした。ずっといるだろう、やっていけるだろうと思っていたメンバーがいなくなるのはとてもキツかった。でもまだこんなクソ長noteを書くレベルに落ち込まなかった。アイドルってそういうものだと思えたからである。この時は。
2022年春には≒JOY(ニアリーイコールジョイ)なんてのも出来た。こちらに関してもいつか話すことになるだろう。
そして今に至る。
全ては=LOVE
齊藤なぎさ卒業発表から17時間(執筆当時)ほど経ったが、未だに信じられないでいる。三推し(三番目の推し)の卒業というのもそれに拍車をかけている。
悲しい事に、テレビが決まり、ラジオが決まり、=LOVE(以下、イコラブ)も認知されてきたこのタイミングでの卒業となった。
正直、なんでこのタイミングなんだとは思った。仕事が増えてきて、イコノイジョイ36人で頑張ろうとなっている最中での卒業発表だ、流石にそれはないだろう。
来週さんま御殿あんのに。
だが忘れてはならない。そう、イコラブが終わったわけではないのだ。なんだかんだイコラブはまだまだ続くのだ。
齊藤なぎさ、今までありがとう。女優として頑張っておくれ。新天地での生活が平和でありますように。
最後に、私が思う"これぞイコラブ"と思う曲を貼って、このnoteを終わりにしよう。
それでは聴いてください。
『部活中に目が合うなって思ってたんだ』