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【蓮ノ空舞台巡礼】日野下花帆さんゆかりの思い出の味を求めて金沢へ
はじめに
2024年3月10日に石川県加賀市の山代温泉へ行きたい案件があったので、その際ついでに金沢駅前のホテルで前泊して2024年3月9日に金沢市内のお店をまわって日野下花帆さんゆかりのグルメを堪能してきました。今回はそんなグルメ旅(?)についてのレポートしていきたいと思います。
舞台巡礼の記事ではありますが、いわゆるカット合わせとかはない、実際に舞台に訪れてみてキャラクターにまつわる食事をいただくだけになる記事になります。舞台巡礼にもいろいろあってこういう楽しみ方もあるというのを伝えていければと思います。
ところで日野下花帆さんこと、花帆さんゆかりのグルメでみなさんはなにが思い浮かぶでしょうか?食堂で食べているLカツカレー?それとも活動記録1話で言及していた金沢駅前のお麩のフレンチトーストあたりでしょうか。
私が思い浮かんだのは、先ほどあげたどちらでもなくハントンライスです。ハントンライスはオムライスのような金沢のローカルグルメで、Link!Like!ラブライブ!はじめてガイドブックの花帆さんの紹介ページにて花帆さんの好きな食べ物のひとつして紹介されています。
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ハントンライスは私が9年半ほど前に初めて金沢に訪れた際に食べた思い出のグルメです。金沢のグルメといえば、金沢おでんや近江町市場の海鮮丼などが思い浮かぶと思いますが、当時まだ10代だった私にとってはおでんや生魚は苦手な食べ物でした。(年老いた今ではむしろ好きな食べ物となっています。)そこで自分が好みに合いそうかつ金沢らしいグルメはないかなあと思って調べて出てきましたのが、ハントンライスでした。
ハントンライス食べます pic.twitter.com/9PzaOoR4hC
— 霜築 (@shimohayu1924) October 11, 2014
今も昔も卵料理が好きな私。金沢に行ったら、これを食べようと思ったというのが今でも鮮明に覚えています。というわけで今回は花帆さんの好きな食べ物であるハントンライスを、私が初めて金沢に訪れた際に立ち寄った思い出の店へ行くまでの行程のレポートをしていこうと思います。
1.普通列車に揺られて金沢へ
自宅の最寄り駅から始発の近鉄電車に乗り、午前6時半頃に京都駅へ到着。初めて金沢へ行ったとき同様に金沢行きのサンダーバードではなく、近江今津行きの普通列車に乗ってJR湖西線・JR北陸本線経由で金沢へ向かいます。
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近江今津駅行きの列車に揺られて、見えてくる風景は雪国の風景でした。3月なのに雪景色です。金沢でも雪予報でしたし、3月にして寒い日だったと思います。
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湖西線の車窓からの風景の時点で雪景色だったので、北陸の方はたいそう雪がすごいのだろうと思ったのですが、北小松駅周辺の滋賀県大津市と滋賀県高島市の境界線あたりが雪景色のピークでした。11時44分に金沢駅に着いた時には雪景色とはほど遠い晴れた金沢の景色が見ることができました。
この週末は北陸本線の敦賀~金沢間がJRから第三セクターへ移管する最後の週末であり、かつ18きっぷ利用可能期間であった影響もあり北陸本線近江塩津~福井間は大混雑でした。福井~金沢は車両数が増えてそこまで混雑はなくいつも通りと思えましたが、金沢駅到着時に車掌さんが“この週末が最後のJRとして営業です”。みたいなアナウンスが流れたときは少し泣きそうになりました。
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2.金沢駅周辺の花帆さんゆかりのグルメを堪能
さて金沢駅についたのでさっそくハントンライスのお店へ。と言いたいところでしたが、有名店ゆえにランチタイムは混んでいると思って昼はあえてスルーして金沢駅の食事のできる店へ行きます。
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金沢駅では、はじめにの項目で触れたお麩のフレンチトーストのお店があるので、まずはそこでランチタイムです。
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お麩のフレンチトーストは金沢駅改札を出てすぐのところにある金沢百番街あんとの中にある加賀麩不室屋でいただくことができます。私が大好きなくるま麩をフレンチトーストにした一品。ふわとろで大変美味でした。花帆さんが気になってくれていなかったらこの食事処の存在を知らなかったと思うので、花帆さんには大感謝です。昔の金沢駅の印象で、この場所には吉野家ぐらいしかなかったなあと思い込んでいて、この店の存在は盲点でした。
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金沢百番街あんとではお麩のフレンチトーストの他にカウンターのおでん屋のちくわにて、おでんの車麩をいただきました。車麩の他に、私は蓮ノ空のキャラクターだと藤島慈が一番大好きというめぐ党さんなので、めぐちゃん成分を摂取するため魯肉飯をいただきました。初めていただく魯肉飯が金沢駅のおでん屋というのは不思議な体験でしたね……
金沢駅のカウンターのおでん屋の魯肉飯については、上記の配信にて触れられています。まだ藤島慈がスクールアイドルクラブに復帰する前の配信。私が蓮ノ空に触れたのは昨年の12月で、リアルタイムで配信された当時のことはわかりませんが、配信日が世界に羽ばたいてほしい、高校1年生の頃から応援している推しのプロサッカー選手の誕生日ということに何かしらの縁を感じました。
3.思い出の味を求めて金沢の繁華街、片町・香林坊へ
ランチタイム後は金沢フォーラスやかほく市にあるダイヤモンドストアでショッピングをしてから金沢駅前のホテルにチェックインしてのんびり。のんびりした後に、夕食時を狙ってハントンライスのお店のある金沢の繁華街、片町・香林坊へ向かうことにしました。
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金沢駅からは北鉄バスに乗って香林坊のバス停へ。自転車借りて行ってもよかったのですが、ちょうど香林坊へ向かうバスがやってきたので乗り込みました。
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香林坊のバス停を降りて見える景色はまさに大都会金沢。金沢市に来る機会は初めて来たとき以降もありましたが、行くときは金沢駅周辺か金沢市郊外あるいは有名観光地のひがし茶屋街周辺だったので、このあたりに来るのはえらく久しぶりに感じました。
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香林坊のバス停を降りて、徒歩5分。ようやく今回の一番の目的地であるハントンライスのお店、グリルオーツカへたどり着きました。開店直後の17時過ぎに到着して待ち時間なく入ることができました。
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グリルオーツカに到着してすぐにハントンライスを注文。注文してからハントンライスが出てくるのを待っているとちょうどいい夕食時になっていました。
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9年半ぶりに食べたハントンライスの味はふわとろサクサクであの頃と変わらなかったと思います。しかし、ハントンライスの味は変わらずとも店内では当時と明らかに違う風景がありました。
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店内に蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのポスターが貼られている!!!!!!
私が初めて訪れた頃の金沢はまだ越後湯沢や新潟へ向かう特急列車が走っていました。そして、公式4コマりんく!らいふ!ラブライブ!「入学準備編」第10話(最終話)にて花帆さんが乗り込んだ長野から金沢へ向かう新幹線はまだありませんでした。その頃から考えると間違いなくこの景色は違った景色だと思います。
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グリルオーツカは「せーので!はすのそら!」#27 せーはす in 金沢②にてロケが行われたお店のため、スリーズブーケのキャストお二人のサインが飾られており、こちらのサインも撮影させていただきました。
本記事を作成にあたり、グリルオーツカでロケを行ったときのせーはすの回を見返していたのですが、もしかして私、スリーズブーケのキャストお二人の座った席に案内された!?と思いました……でも正直、案内された席がその席だったかどうか確証を持てる写真は残していないのでただの勘違いかもしれません。
おまけ ショッピングモールはなくてもモール泉はある!?金沢市内の温泉銭湯を巡りモール泉に浸かろう
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グリルオーツカで夕食をとったあとは金沢駅に戻らずに、散歩がてらにグリルオーツカから徒歩30分のところにある兼六温泉という兼六園の近くにある温泉銭湯へ向かいました。兼六温泉のお湯はいわゆるモール泉です。花帆さん、金沢にはおっきなショッピングモールはなくてもモール泉はあるんだよ!!!ということで食事後は夜の金沢を練り歩き、金沢のモール泉めぐりをしました。
「モール泉」って何ですか?
●モール泉とは正式な泉質名ではなく、太古の植物など有機物を起源とした成分が入った温泉の通称です。温泉の色が濃く、コーヒーやウーロン茶のような色をしています。
東京都の大田区や神奈川県川崎市に多く存在し、北海道の十勝川温泉や山梨県甲府周辺も有名です。
モール泉は正式な泉質名ではないので、実際の泉質名としては炭酸水素塩泉という場合が多く、ツルツルした肌触りになることが多いです。または塩化物泉であったり、炭酸水素塩泉や塩化物泉に近い単純温泉である場合もあります。
モール泉とは上記のような温泉のことを指します。金沢にあるモール泉はざっくり言うとコーヒー色でツルツルした肌触りの美肌の湯です。
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今回の湯めぐりでは、兼六温泉の他に、兼六温泉から歩いて20分ぐらいのところにある石引温泉亀の湯に行きました。どちらもツルツルでコーヒー色のぬるめなお湯が特徴に思いました。特に石引温泉亀の湯にある露天風呂の小さな源泉浴槽は37℃のぬる湯でいつまでも入っていられそうで気持ちよかったです。
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今回は行程の都合上行くことができなかったのですが、金沢市内のモール泉では北陸道金沢西インター降りてすぐのところにある金城温泉もおすすめです。早朝6時から営業しており、新潟や東北へ向かうため深夜から北陸道を走行する際に、休憩がてらに朝風呂ができるありがたい存在です。
こちらの金城温泉、活動記録6話に登場するいしかわ総合スポーツセンターのすぐ近くにありますので、蓮ノ空の舞台巡礼ついでにぜひ立ち寄っていただきたいと思います。こちらも金沢のモール泉らしいぬるめのモール泉が楽しめます。
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話が脱線して金沢のおすすめモール泉の紹介になってしまいましたが、石引温泉亀の湯入浴後は、近くの小立野バス停から北鉄バスに乗り込み宿のある金沢駅へ向かいました。石引温泉亀の湯のある小立野の風景はとても素敵で金沢へ訪れる際は、舞台巡礼関係なく立ち寄ってほしいなと思える場所に感じました。今度このあたりに来るときはおでん若葉で金沢おでんをいただきたいです。
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北鉄バスに揺られて、宿のある金沢駅前に帰還。駅前の鼓門は紫色にライトアップされていて103期7月度Fes×LIVEで眩耀夜行が初披露されたときの風景を思い出しました。普段は日没前に金沢を離脱し、夜の金沢駅前の風景を見る機会があまりないため貴重な景色を見ることができたと感じました。ハントンライスを食べるために金沢へ再び訪れた今回の行程はライトアップされた鼓門を見て、フィナーレを迎えました。
おわりに
蓮ノ空の舞台のある北陸は10年ほど前に富山県を舞台にしたアニメの舞台巡礼を目的として、初めて訪れた地方でした。舞台巡礼のために生まれて初めて富山県まで行ったのが懐かしい思い出です。そのときも京都駅から普通列車に乗って富山県まで向かっていました。金沢を初めて訪れたきっかけも思えば、金沢を中心とした石川県を舞台としたアニメの舞台巡礼が目的でした。
最初はアニメに出てくる風景を撮影するためだけに訪れた北陸。しかし、いつしか何度も舞台巡礼のために北陸に向かうことにより、北陸のこと自体が好きになり舞台と関係ない北陸のエリアにも興味を持ち、結果的に就活は失敗に終わりましたが、北陸で就職することも考えるまでに至りました。
かつてアニメの舞台巡礼をきっかけに北陸のことが好きになった私のように蓮ノ空舞台巡礼をきっかけに北陸のことを好きになってくれる人が現れてほしいと思い、カット合わせにとらわれないような舞台巡礼の記事を綴りました。自分も蓮ノ空舞台巡礼を通して、あの頃の気持ちを思い出してさらなる北陸の魅力を見つけていきたいと思います。
今回は花帆さんゆかりのグルメを目的とした舞台巡礼でしたが、今後は他のメンバーゆかりのグルメを目的とした巡礼もやっていきたいと思います。
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最後にですが、翌日の目的地が山代温泉だったということで、活動記録11話に登場するゆのくに天祥で日帰り入浴してきました。今回は日帰りでしたが、内装を見ることができて本当に大きな旅館だなと感じました。いつかゆのくに天祥で宿泊して旅館の客室などの舞台巡礼がするのが当面の目標になりそうです。
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