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変わらないようでいて変わっていく。変わりながらも変わらずにある。

書籍「おいしいコーヒーのいれ方・明日の約束」
(村山由佳著・集英社文庫刊・189頁)から。
なんと「文庫版あとがき」でみつけたワンフレーズをメモした。
「変わらないようでいて変わっていく。変わりながらも変わらずにある」
ただ眺めているだけでは気づかない、じっと観察していないとわからない、
ほんの微妙な変化を表現しているな、と思ってメモをした。
これは、四季折々、移り変わっていく自然の景色だけでなく、
歳を重ねるたびに、変化していく人間の成長にも同じことが言えそうだ。
一番身近にいる家族は、ほぼ毎日、顔を見ているので、
その変化に気づきにくいけれど、少しずつでもんわっていく。
逆に、見た目は大きく変わっても、根底を流れるものは変わらず、
いつも、同じ位置にどっしりと構えて存在するものにも憧れる。
だから、このフレーズに反応したのかもしれない。
もしかしたら四字熟語にしたら「臨機応変」かもなぁ。

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