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年金生活者が、価格破壊をしている

テレビで観たのは、飲食店の話だった。
「年金夫婦の激安、デカ盛りが、飲食業界の首を絞めている」
年金をもらっているので、あまり稼がなくてもいいんです、
そんな年金夫婦が始める飲食店は、
たいがいは、激安だったり、デカ盛りだったりして、
今までの感謝の気持ちを地域に還元したい・・とばかり、
サービス精神旺盛で、マスコミの話題に上るけれど、
実は、その善意のサービスは、儲け度外視だから、
当然、後継ぎはいなくなるし、飲食代の価格破壊が起こり、
飲食業界全体をダメにしている、と指摘されていた。
今の高齢者は昔と違って、元気だから、年金もらいながら、
もう一花咲かせようと、創業・起業の世界に首を突っ込んでくる。
それ自体が悪いと言っているわけではないけれど、
月に、数万円のお小遣い程度の収入があればいい・・という人が、
張り切りすぎてしまうと、それで生計を立てている人にとって、
とても迷惑な存在になるといことを知っておいて欲しい。
これは、飲食業界に限らず、どの業界でも同じであり、
年金生活者は、若い人たちの足を引っ張らないことを心がけ、
「年金生活者が、価格破壊をしている」を肝に銘じたい。
今更、ムキになって稼いでも、たかが知れているんだよなぁ。

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