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「情報発信」は、し続けることに意味がある

ある方から「柿田川の情報発信の成果は?」と問われ、
「SNSの投稿だけが情報発信ではないよ」と
言い返したくなった。
交通安全の意識啓発、男女共同参画の意識高揚、
移住定住促進のシティプロモーション等、
「情報発信」単独で、どんな成果が出ているかなんて、
どうやって測定すると言うのだろうか。
今の時代、ネットのアクセス数が、成果とも言えない。
SNSの「いいね!!」の数だって、あてにならないことは明白。
何万回のアクセスがあっても、それは興味を示しただけで、
「柿田川へ行ってみよう」という行動に結びつかなければ、
それは「成果」とは呼ばないのかもしれない。
そもそも「情報発信」に何を期待しているのだろうか。
こうして、日記に「柿田川」のことを書くだけでも情報発信、
写真や動画を撮影して、SNSに投稿することだけが、
情報発信だと思っていたら、それは大きな間違いだと思うからだ。
新聞・テレビを始めとしたマスコミに取り上げてもらう、
雑誌の取材をしてもらう、旅行業者のツアーに組み込んでもらう、
著名人に話題にしてもらう、いろいろなアプローチ方法で、
「柿田川」について触れてもらうこと、全てが情報発信である。
だからこそ、冒頭のことを訊かれて悲しくなったことを記したい。
「『情報発信』は、し続けることに意味がある」と。
仕事って、なんでも数字にできるものばかりではないと思うし、
交通安全やコロナ対策の情報発信は、費用対効果の論理で
成果が出なかったらやめる、と言うのだろうか。
どうしても、私には理解できない「情報発信の成果」である。(汗)

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