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ひとりで離婚届を出しにいった感想。

先月、離婚届を出してきました。思ってたんと違う。それもそのはず、私が離婚届を出したのは平日の役所がやっている時間で、婚姻届を出したのは日曜日の役所がやっていない時間だったからです。
 警備室の警備員さんに預けて終わりっていうのを想像してました。それでも出すときに手が震えたりしないだろか、旦那は一緒に来てくれなさそうだから近所の友達に一緒に行ってもらおうかと考えていました。

結果、ひとりで行って正解だった。

15時半には仕事が終わるけど、そこから自転車で役所まで45分くらい。役所は17時までなのに、こういうときに限ってなんで忘れものをするかな私のバカバカと思いながら一旦家に帰って、挫けそうな自分の背中を押す。どうしても今日出したいんでしょ、今日出さないと次は6日後よ。

だって今日は大安だから………!

断じてふざけてません。それに私の愛読書は中村天風先生の【運命を拓く】ですから大安とか仏滅とか、き、気にしません。いいじゃないですか、大安に離婚届を出すって決めたって、空が綺麗だから離婚届を出すって決めたって。離婚届を出すのに何パーセントかの勢いは必要です。

番号札をもらって、呼ばれるまで記載台で離婚届を仕上げていく私

書いてかなかったんかいっ。けれど抵抗なく離婚届をおっぴろげられたのは腹が括れていたからなのかも知れない。そして番号が呼ばれ「離婚届を出したいんですけど、わからないところがあるので教えてもらえますか」と尋ねると端っこの仕切りがある席に案内してくれました。
 わからないとこどころか、ここは名前、ここは住所、ここは旦那さんの名前ってな感じで全〜部指差しで教えてくれてとってもわかりやすかったです🤗
 離婚届だけじゃなく、次から次へと書類を書かないといけなかったからひとりで行ってよかったと思いました。友達と行ってたら申し訳なかったと思うし、旦那と行ったらしらけてたかも。何回個人情報を書いたかわからないけど、ペンを持つ手は終始震えることなく、しっかり書き進めます。

17時を回ると早口になる職員さん笑

相変わらず丁寧に教えてくれているけど、喋る速さが1.5倍になってる!そうですよね定時に帰りたいですよね、私も書くスピードを1.5倍速にします。
 気付けば区民課には私以外の来庁者はおらず、カウンター内の職員さん達が慌ただしくなり、あちらこちらから「2039番」「2039番!」と私の番号札を呼ぶ声が聞こえる。何枚もの書類を書き終え、最後に旦那の署名の字がとても読める字じゃなくて確認されたけど、確かに旦那が書いたものだと伝え、無事受理された旨を伝えられました。
 離婚受理後の私の第一声は「早っ」でした。 ベテランマダムが額の汗を拭いながら「4、5人で連携しました!」と言ってくれたとき、あぁ、今日が離婚する日で間違いなかったと思えた日でした。

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