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交通違反者で、かつ、神さまな人

以前のこちらの記事で、わたしが、
交通違反者の方で、
ごくごく極まれに、交通違反者の方で、神さまがいますと
いずれ記事にしますと投稿した件。

交通違反者でありながらにして、
神さまな人について、
今回記事にします。


わたしが警察官であった20年間のうち、
交通違反者の方で、かつ、神さまのような方、
15名くらい、いた。
いや、いらっしゃいました。

1年に1名出逢うか、出逢わないかの頻度でした。

どのような方かというと、
赤信号無視違反、一時不停止違反、歩行者妨害違反などで、
交通違反をした運転手の方に、
交通反則切符を作成し、交通違反告知しているときに、
神さまが突如、現れるのです。


交通違反者の方の大半は、
「運が悪かった。警察がいて」
「ついていない」
「早くして、急いでるから」
というような反応をされる方が多い中、

神さまは、
「えっ、いま、赤信号でしたか?」
「えっ、歩行者がいたんですか?」
「えっ、わたし、標識見落としたんですか?」
とおっしゃり、

二言目に、
「よかった~、事故を起こさなくて」
「気づかなかった、あぶなかった~」
なかには、
「今回、捕まってよかった~。より気を付けるから」
「厄を払ったつもりで、反則金払います」
と、取り締まりを受けたことに
感謝しているのです。

そういう交通違反者の方に出逢ったときは、
わたしは、いつも、相勤者のバディに、


のちほど、神さまがパトカーから降車し、
いや、お降りになり、車にお乗りになり、
御発進された後に、


「神(かみ)さまがおりてきた」
と言っていた。

バディは、
「神ですね」



そして、いつも思っていた。


サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

雨ニモマケズ 風ニモマケズ  宮沢賢治


これから、
春の全国交通安全週間に伴う
合同街頭啓発に行ってきます!!


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