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肉を食べないようにすると、年収がアップする?

 こんにちは、Shimizu_Tです。

 今日は、相関関係と因果関係の話です。なんのこっちゃ?

 相関関係とは、簡単に言えば、2つの事象には何らかの関係があって、◯◯だと✕✕になる(傾向が強い)ということでしょうか。

 これに対して、因果関係とは、ある事実から他の事実が起きたときの両者の関係のことをいう。原因と結果に関係があると言えばわかりやすいでしょうか。

 ただし、私は、数学の専門家でも統計の専門家でもありませんので、そういった専門家の方から見ると、細かい理解が間違っているかもしれませんが、そこはご容赦願います。

  
 例えば、「容姿がきれいな人は、モテる事が多い。」
 きれいな人はモテるというのが相関関係とすれば、きれいだからモテるというのが因果関係でしょうか。(上手く説明できているか、自信がないけど、話を進めます。)

 ここからが本題です。

 サラリーマンにアンケートを取って、「あなたは一週間にどのくらい肉を食べますか?」「あなたの年収はいくらですか?」と聞いた時に、おそらく、傾向として、年収が多いほど、肉を食べる頻度は少ないだろうと想像できる。あくまで、一般的な傾向という推測だが。

 なぜなら、年令が上がれば年収は多くなる傾向があり、また、年令が上がるほど脂っこい食事を控えるようになる(傾向がある)ので、肉を食べる頻度が減るだろうとの推測に基づくものである。

 結果として、年を取るほど一般的には年収が上がり、同時に肉を食べる機会も減るのが一般的な傾向である(と思う)。

 でも、だからといって、肉を食べる量を減らすと年収が増えるということにはならない。年収を上げるために肉を食べないようにしても、それがうまくいくという根拠はどこにもないのである。

 でも、「肉を食べる機会が少ない人は、食べる機会が多い人に比べて年収が高い傾向にある。」というアンケートの結果は事実(であるはず)なので、そこから、「年収を上げたければ、肉を食べる機会を減らしましょう。」と言われると、「そうなのかなあ?」と思ってしまわないだろうか。

 ここに、相関関係と因果関係を混同してはいけない、もっと簡単に言うと、アンケートの結果は正しいかもしれないが、そこから導き出される仮説が本当に正しいかをよくよく考える必要がある。

 ということを・・私は言いたくてこれを書いた?
 
 自分でも、なぜこの内容で書こうと思ったか、意識がないというか、知らないうちに下書きに入っていた。
 もしかして、寝ながら書いたとか?
 それとも、知らない誰かが、ネタ切れの私のために、コッソリと下書きへ入れてくれたとか? まさか。

 
 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
 いつものように、締めくくりはこの言葉で。

 「毎日が、心穏やかに過ぎますように」


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