父の葬儀を終えて

日本の葬式なんてものは、役所への死亡届を出すのが当たり前なのと同じで、大概段取り的なモノは決まっている。宗教を信仰していれば多少のマナー違いはあるだろうけれど、基本的にはほぼ自動的に進んでいくものだ。

母が入院中なので喪主は僕が務めた。とはいっても、参列者は親戚のみなのでおじさんおばさんと従兄弟へ「来てくれてありがとう」と言うだけ。
通夜も告別式も出席者は同じだから、喪主の挨拶なんて何度も聞かせる必要あるのかなと、そんな事を思いながらマイクの前に立った。

病院から一度家へ戻った後、通夜の日に葬儀会場へ。後は「儀式」として、日本でよくある流れが展開されていった。

火葬場へ向かう霊柩車の中は無音なのだけど、親父がクルマの中でいつも流していたTBSラジオを流してもらった。番組なんてどうでもよくて、TBSってだけでいつもの思い出の車内が再現されるのは面白いなと思った。

でも、一番驚いたのは火葬が終わった時のこと。悲しみとかも無くて、目の前にある焼けた骨を見ても何も感じなかった。これは姉も同じ事を感じてたらしく、後からそんな話を一緒にした。

後は初七日を終えて、参列者で飯を食べて解散。あっという間だった。

父は骨になり、姉の家に49日まで居候。

頂いたお金は両親の病院へ通う交通費などに活用させて頂いております。感謝いたします。