長い終末期

姉が見舞いに行っているタイミングで主治医から連絡を受けた。今の状態の説明と今後の話。

「長くて1か月」と言われた日から3週間が過ぎ、やはり1週間程度かなという状態になっている。ただし、いつそのタイミングを迎えてもおかしくは無いとのこと。主治医は多少の希望を込めた数字かもしれないし、経験値からの比較でしかないだろうから、あくまで目安。

主治医の勤務シフトなどまで説明を受けると、流石にその日の近さを感じたりもする。

今日は反応なかったけれど色々話をしてきた。もう「頑張れ」ではなく「親父も頑張ったな」とか「もう無理をしなくても良いのかもしれないよ」なんて話ばかり。少し呼吸の数値が動いたから、たぶん親父は聞こえていて、なんらかの反応をしようとしたのだと思う。

そう、今日は甥が部屋の掃除手伝いに来てくれた。色々片付けながらも親父(甥にとっての祖父)の思い出話をたくさんしてくれた。楽しそうに話したあと、悲しい表情を見せる。切ないね。

「二十歳の姿は見せられないな」なんて言葉が甥の本音かもな。祖父が居なくても盛大にお祝いしてあげたいと思った。

終末期のブログを読んでいると、死を迎える人の8時間を8日かけて過ごしているように見える。
酸素チューブと点滴があるから、長引いてる部分もあるんだろう。でも点滴は負担もあるからだろうか、だいぶ絞っていて寝てる時に量を増やす様な計画になっているみたい、

頂いたお金は両親の病院へ通う交通費などに活用させて頂いております。感謝いたします。