病床の人間の心理と思考
全く異なる目的で選んだ本だったんだけど、思わぬ感情に触れてしまったのでこの場所でメモしておく。
闘病中の家族を看病する側の人に読んでもらいたい。いや、父を看病し見守っていた頃の自分に読ませたい本でした。
簡単に本の解説をすると、レース中に大事故に合ったレーサーが死の淵に立たされるけれども、大手術を繰り返し退院して日常生活を取り戻そうとするまでの話を、事故に合った本人が綴っている。
この本で初めて出会ったのが、極限に置かれた病院患者の心理を分かりやすい言葉で残している表現。