父の入院は長く、続く。
年明けて2月も終わろうとしている。年末に退院した父は複数の検査を経て、当初の計画通りに再度入院をしたのが1月の後半。
初回の入院時に大きな副作用を受けた為、今回はとても慎重な投薬治療となったのだけれど、成果としても大きな結果は引き出せなかった形となった。父本人は「副作用も無く、微量ながら結果は出ている」と前向きで、退院の計画が出されたことも喜び、僕ら子供の都合を確認せずに気持ちが先行して退院日を決めたくらいだった。
ところが退院の日の前日、脇腹からの痛みを訴える。結果胆嚢