ユメヲカケル!(TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』OP曲)を聴いて感動が止まらないお話
ゲームアプリ『ウマ娘 プリティーダービー』がリリースされて約3週間経ちますが、これまでのゲームアプリの中でトップクラスにやり込んでます。
(2016年くらいに、チェインクロニクルと言うゲームアプリを徹夜でやり込んでいた時以来)
ゲーム『ウマ娘』で制作済みの音楽をほぼ全曲作り直すことになった理由とは? まるで”ウマ娘2″を作るように──「うまぴょい伝説」から始まった楽曲制作5年間の歩み
つい先日、上記のニュース記事を見て曲をじっくり味わいたいなと思いSpotifyでじっくりと「ユメヲカケル!」をフルで聴いたのですが……今までもフルで聴いたことは何度かあったんですが、今回流し聴きではなくじっくりと聴いたら……感動が止まらなくなったのでその思いを記したいと思います。
※これから音楽的な事を書きますが、僕自身ちょっと楽器やってるくらいで音楽理論詳しくないので間違っているところあったら優しく指摘して頂けると😰
……と、自分の書く事に保険をかけさせてください!!🙇♀️
1.サビでの半音上昇の衝撃
先日ツイッターで呟いたものの140文字ではとても語りきれなかったです。とはいえ長くダラダラではなくスパッとバクシンでいきたいので簡潔に!
アニメ2期の1話を聴いた時に「えっ!サビの途中でキー上がるの!?」と言うとんでもない衝撃を受けました。
曲の終盤でサビが半音上がるのは良くある展開だと思うんですが、サビの途中で半音上がると言うのは……これまでそれなりに色々な曲を聴いてきましたが初めてかもしれないです。
この曲、一番サビで言うと
(君と夢をか)けるよ
の小節から
(その姿この瞳 映ってるか)ら
の小節までで25小節あるんですが
13小節目の
風の音もヒ(カリも)
から半音上がってると……サビの半分の所で半音上がると言う衝撃!!
仮に半音上がらずにそのままいったとしても楽曲としては当然成立するし名曲なんですが、ここで半音上がることで……そこからのワクワク感とか躍動感とかが全然違うんです!!!
ただなんとなくの「盛り上げるために半音上げてみるか」ではなく、そこには確信たる思いの込められた半音上げを僕を感じました!
そして半音上げはアニメOP映像との一体感も凄いです!
サビ入ってからは各ウマ娘のレースシーンが映りそれから各ウマ娘の姿がテンポ良く切り替わっていくのですが……半音上がってからの映像が
トウカイテイオーとメジロマックイーンが並んで走るシーンなんです!!
一番のライバルウマ娘同士が並んで走るシーンでの半音上がり……このワクワク感、本当にヤバいです!!!
(2人走る姿の中に入ってくる、キタサンブラックとサトノダイヤモンドの
ほらd(`・ω・(|)・ω・´)b → ほら\(´∀`(|)´∀` )ノ がまた最高にたまらないです)
2.3分22秒からの奇跡
「ユメヲカケル!」と言う曲、楽曲構成的には
1番(Aメロ→Bメロ→サビ)→2番(Aメロ→Bメロ→サビ)→間奏→Dメロ
→落ちサビ→サビ
と言う流れなんですが、3分22秒と言うのは落ちサビの始まりのところです。
落ちサビについて説明してくれていたページあったのでリンク貼っておきます。
終盤サビに向かう前に一度しっとりさせる事で更なる盛り上がりを出す…良くある展開だと思うんですが、「ユメヲカケル!」の落ちサビ関してはサビ半音上げに次ぐ衝撃を受けました。だってこの落ちサビ
キーが下がっているんです
サビでキーが上がる曲は沢山聴いてきましたが、逆にキーが下がる曲って……殆ど聴いた事ないと思います。全然思い浮かびません。
しかも半音どころではなく全音(半音2つ分)下がってます。
……いや、それだけだったらそこまで大きな衝撃ではなかったです。ただ、ここからの歌声と歌詞が本当に本当にヤバすぎて衝撃だったんです。
3分22秒からはトウカイテイオー(Machicoさん)がソロで歌ってその後にメジロマックイーン(大西沙織さん)がソロで歌うんですが……
変えられるのさ Destiny 限界だって超えてみせる(トウカイテイオー)
約束したね あの日 かけがえない勝負を(メジロマックイーン)
アニメと9話と10話を見た上でのこの歌詞……聴いてて思い出して涙が出ました。2人の気持ちや決意や信頼がこの短い歌詞の中にとんでもなく詰まっています。
その感動があった上で、更に全音下がっているというのがまた切なさに拍車を大きくかけています。
そしてそこから少しづつ盛り上がっていって3分44秒でまたガッツリ盛り上がりに!この盛り上げ方凄い!!
しかもここから更に凄いのが、これまでのサビとはまた違うメロディが出てきてそれがまたそれがまた盛り上がりに拍車をかける!!
通常のサビでさえ凄い盛り上がりなのに終盤さらにそこから盛り上がると言う、まるで逃げてから差すと言うサイレンススズカのようです!!!
3.作品に寄り添いに寄り添った曲
これは個人的に思った事ですが、バンドマンの方やシンガーソングライターの方だとこういった曲は作れないんじゃないかなと思いました。
作品に寄り添いに寄り添って、その上で作品を輝かせる事第一に考えた結果、自然にこういった曲構成になったんじゃないかと僕は勝手に思っています。
僕はロックなバンド音楽が元々好きで今もそれは変わらないんですが……アニソンは、自分の中で作品と曲が寄り添いに寄り添った瞬間……世界中で一番に輝いた音楽になると思っています。その瞬間は自分の中で世界一の音楽です。
こういう感動があるから、アニメもアニソンもたまらなく最高です😆
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