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映像スイッチャー「GV-LSMIXER/I」(I-O DATA)のレビュー

先日、Facebookを通じてI-O DATA様からレビュー映像スイッチャー「GV-LSMIXER/I」(I-O DATA)にお借りいたしました。色々触ってみてのレビューです。


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まずケースを開けて中を出して、コンセントが3ピン仕様だったのが「おおっ!」となりました。3ピン用の電源タップや3ピン→2ピン変換など持っていない方は気をつけましょう。

上記は触る前に感じたことです。これより触ってみてのレビューです。

使用タブレット:iPad (第5世代)

【映像スイッチャーとして】


・計8パターンの映像パターンを事前に仕込んでおけると言うのは何よりも魅力的でした。
本体がなくてもiPadのアプリケーション上で仕込めるのも実にいいですね。どこでもいつでも手軽に仕込めます。

・直感的に操作できるので誰もが操作しやすい。テンプレートが様々に用意してあるので、それらを参考にして作り込めばかなり凝った事もできる。

・iPadとGV-LSMIXER/Iを接続するためにサードパーティー製のライトニング-USB変換を購入しましたが、相性が悪かったのかiPad側での接続切れが頻発しました。ちょっとした振動や、ケーブルを軽くつくと接続切れが。
一度接続切れ起こった場合、再接続完了するまで早くても15〜20秒。その間一切操作が出来ないのは勿論ですが、HDMIアウトから出力している音声が途切れます。なので、例えばもし別のエンコーダーソフトに接続して配信する場合は注意が必要です。
(他の方々のレビューでは接続切れ頻発に対して記載している人は見かけなかったので、自分だけだったのかなと…)

・画像だけでなく映像も仕込めるとなお良し


【音声について】


・マイクはXLR端子(ファンタム電源供給可)が良かった。同機種を導入するくらいの人ならば、コンデンサーマイク使用者も多いと思うので。

・映像と同様、音源を仕込めるとなお良し


【配信機器として】

・別途配信機器を使わずに本体で配信(しかも最大2配信!)行えるのは大きな魅力。「Youtube Live」「ニコニコ生放送」「OPENREC.tv」「ツイキャス」で試しにテスト配信してみましたが全て安定した配信を行えました。


【導入してほしい機能】


・入力画面の拡大やトリミング+位置調整
本製品はゲーム実況現場で一番に真価を発揮すると思いますが、ゲームの場合『余分な部分のトリミング』『スマホの縦画面ゲームの場合、左端(右端)に位置移動』などなどできると、とてもありがたいと思います。

【まとめ】


同価格帯やそれ以下の価格帯で4入力スイッチャーが色々とありますが、それらとは別物として使用すべきと思います。やりたい事が明確に決まっている方が導入すべき機材。
個人的にはミニマムなゲーム実況現場で『ビデオカメラをHDMI1に入力してゲーム機2台([例]PC&スマホ)をHDMI2(A+B)に入力』と言った感じで使いたいなと思いました。
後は他にスイッチャーを持っているなら、下流側にGV-LSMIXER/Iを接続してテロップ出しなどで使用すると、通常のカメラ切り替えに+αで凝ったことができますね。

返却期間までに、試しに自分で上記で挙げたようなゲーム実況配信を試しに行ったりまだまだいろいろ試したいと思います。
(その感想は『追記』として記載します)


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