見出し画像

35.好きな異性のタイプについての一貫性

七五三掛龍也が雑誌で恋愛系の質問に答えるとき、いつも変わらない返答をする。ぶれない。
アイドル誌や女性誌で恋愛系の質問に答える機会があるのだが、決まって「きれいめ」「家庭的」な女性を好きなタイプだと答えている。素晴らしい回答だと思う。見た目が綺麗で料理上手な女性がいたら私も好きだもの。同性からも好かれるような女性と付き合って欲しいというオタクの勝手な願いを、どうか叶えてくれと思う。

子どもの頃からアイドルとして活動していると、人並みに恋愛をするのは難しい。でもきっと恋は経験していて、好きな人もいるだろうし大人になると結婚を意識することもあるかもしれない。しかし、ファンにプライベートの恋を悟られないように仕事を続けるのがアイドルの使命でもある。ファンは担当の変化にとてつもなく敏感なので、アイドルがうっかり恋人の存在を匂わせようものならコツコツと積み上げてきた信頼が地獄へ落ちる。ファンの信頼と安心を守りながら恋愛をするアイドルとその恋人はとても大変だと思う。アイドルはとても過酷なのでせめてプライベートでは幸せな時間を過ごしていてほしい。

昨年、リアコだった私は七五三掛龍也の熱愛報道は受け入れられない…と思っていた。想像するだけで悲しくなってしまったほど、彼女がいる自担は愛せない。推しの恋人は害虫と一緒で、いるのはわかっていても遭遇したくない視界に入れたくない存在だという例えもあるが、まさにそうだと思っていた。
しかしデビューコンサートを経て、七五三掛龍也に幸せになってほしいという気持ちに切り替わった。好きという気持ちはもちろんあるし下心も…ある。(あるんかい) だが恋から愛になったと思いたい。七五三掛龍也に恋人がいるならばきっと素敵な人であるに違いない。龍也が選んだ人なのだから信じたい。幸せを与えてくれているはずだと。たくさん龍也を支えてくれ〜と念じるようになった。めちゃ余計なお世話だな。かの有名なエターナルさんの気持ちを今なら理解できる。

実際どんな人間と交際してるのか知らないが、家庭的で綺麗めな人であるのならそれは安心するし、真逆のタイプの恋人がいたとしても子どもの頃から同じ好きなタイプを言い続けていることはアイドルとして信頼できるので、ファンにとってもありがたいことだ。

恋愛系の質問に過敏になる日もあるけれど、七五三掛龍也はファンを悲しませないように答えてくれていると感じる。全く嘘を吐くわけではないがふんわりやんわりと本質とはズレた答えで自分の好みを伝えてくれたりする。無理にキャラクターを作る訳ではなく、自分らしさを残して「しめちゃん」の恋愛観を教えてくれる。究極に優しいと思う。実体験を正直に答えられたら傷付くし、嘘のエピソードだったらそれも傷付く、という複雑な乙女心(ファン)を大切に扱ってくれているのである。だから好きなタイプを変えずに一貫してくれてありがとうの気持ち。特技が深読みなオタクへの心遣いをありがとう。

あとこれは私事だが、龍也が「髪は長い方が好き」と言っていたのが「似合っていれば長くても短くても構わない」という風に変わっていたので、成長したなあと思ってしまった。龍也がもうすぐ28歳の男性で、歳相応の恋愛観を持っていたらそれもまた「ウッ」となるしアイドルらしい回答にも「ほぉ…」となるだろうし、今後が楽しみである。
ファンを傷付けない七五三掛龍也は天才的なアイドル様!その魅力は素晴らしい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?