島津六

普段は大人向けの娯楽小説など書いたりしていますよ。

実録「親族の死」②

【はじめに】  僕の父親の死と、それに伴う手続きなどに関してのあれこれを記述したものです。  現代日本における死没に関わる事務手続きの煩雑さといったらありません...

Janne Da Arcのこと

一  去る四月一日。  昼休みの直前に新たな元号が発表されて、僕の周囲はちょいとばかり落ち着かない空気だった。僕はと言えば、エイプリルフールなのでなにか気の利い...

いい話:実録「親族の死」①

【はじめに】  二月に僕の父が亡くなり、いまなお進行形で様々な事務の処理やら対応やらに追われています。正直なところ、ごく身近な親族の死亡整理というのは僕にとって...

いい話:地下謎⑨

◆肉と飯  それらしさ全開の雑居ビル二階。  ガラスの引き戸の向こうには衝立のようなものがあって、店内の様子はさっぱり分からない。  事前情報がなければかなり入り...

いい話:地下謎⑧

◆夜の葬列  あっという間に問題を解いた剣技マナ氏に、僕たちは驚きを隠せなかった。 「もう!?」 「早いですよぉ!」  しかしマナ氏は涼しい顔である。 「いや、この店...

いい話:地下謎⑦

◆夕間暮れの電話  マークシティに入ったところで、「真っ直ぐ歩き、その途中で視界に入るオブジェクトからキーワードを導く」ようにとの指示が下される。  つまり、複...