ウズメディアvol.233【ファイターズルール更新 環境考察】

こんにちはウズメです。
今回は本日更新されたファイターズルールの影響を考察していきます。
7月には刀剣乱舞も実装されてますが、現状まだすべてのカードが見えてないため既存のみで書いていきます。

■規制された【えびす】について

《G2風神雷神》が制限カードとなりました。
従来の構築ではライドラインでメインデッキにも最大枚数採用されていて2ターン目から複数ゲームに絡むことも多い基盤部分を規制されたため大きな痛手です。

それでもデッキの根本の動きは変化していないため《モンスターボックス》を活用して得意なゲームレンジに持ち込むことは可能ですが、現環境では他のデッキが【えびす】の性能に追い付きつつため《アナスタシア》を引かないといけない試合が殆どだったり、《G2風神雷神》での除去ありきでの環境への相性でした。
また、メインデッキの《G2風神雷神》は一部の対面でライドスキップの動きに絡めることも多く、特に超越対面の【メサイア】には先行なら必須はレベル、《クロノジェット》に対しても序盤にごり押された試合でスキップを絡めてゲームのテンポを取り返す役割で活躍していたので地味に超越対面への相性も悪化していて、個人的にはここが最も気になったポイントでした。

さて、以上のことを考慮すると環境中堅レベルまで落ちることが予想されます。
リペアが見つかれば一応戦えるはずですし、全然5人チームとかなら使われてもいい性能ですが一部の抜けてるデッキと比較してしまうと安定感に欠けています。
「えびすザマァwwwww」といいながら中堅くらいのデッキで戦うと普通に返り討ちにされるので人権を失わないようにだけ注意しときましょう。

■間接的に影響を受けたデッキ

ここからが本題。
【えびす】規制後に知っておいたほうが良いことや気になる他のデッキの立ち位置を紹介していきます。
現状は【ミネルヴァ】【ガーンデーヴァ】【ウィリスタ】の3強だと考えていて、次点で【ケイオス】【クロノジェット】【メサイア】もまぁまぁと言ったところです。

クロノジェット
【えびす】は《ネクステージ》のターンのガード制限を《モンスターボックス》からの《守護者》で防いでくる天敵で、1.2ターン目に上手くダメージを稼いで2超越で押し切れそうな試合も《G2風神雷神》を複数絡めたライドスキップでいなされてきました。
単純に【えびす】の使用率が減るだけでなく、リペア構築が完成しても前よりは幾分戦いやすいので一見、環境での立ち位置が良くなったかと思われますが、実際はそこまでではないと考えています。

何故なら、次回の環境でトップ候補の【ミネルヴァ】【ガーンデーヴァ】【ウィリスタ】に対して超越というギミックの強みである《クレスト》を活かした『雑に伸びたら勝ち』は狙えませんし、なんなら内二つにはライドスキップでそのまま蹂躙されることがあるからです。

メサイア
《クロノジェット》と同じく超越デッキですがどの道、超越前に相手に先に動かれてしまう前提なら初回超越で安定してドローができるこっちのほうが良い場合も増えて若干ですが評価が上がりました。
ただ、《クロノジェット》とのスキップミラーでは《サルゴン》が強すぎるため殴り合うことが困難で、諦めて即G3にライドしてダメトリとヒールで勝つ試合にしかならないので《クロノジェット》より立ち位置が良くなることはないのが惜しい。
規制後【えびす】に対しては元から先攻有利マッチだったのでスキップの動きが弱体化したらちゃんと有利なはず。

エバ
【えびす】の守りを突破するのは至難の業だったので規制は嬉しいですが、ゲームレンジ的に上のデッキには軒並み不利なので特別勝てるようになったりはしません。
一応【ガーンデーヴァ】にはRが焼かれませんが負けるときは負けますし、超越デッキが若干増えそうなので立ち位置はそこまで変化なしで、なんなら規制後の【えびす】にもちゃんと負ける。
《コンバイン・ラッシャー》が帰ってきてれば今頃は環境トップでしたが流石にダメでした、来世に期待。

ロロネロル
ガード制限を【えびす】に簡単に防がれてしまう弱点を克服しましたが、早いデッキに対して準備が整う前に押し切られてしまうため環境での立ち位置はそこまで変化しません。
回れば強いデッキではあるので好きなら使ってもいいかなくらいですが、恐らく規制後の【えびす】より低い性能です。

ゾルガ
規制とは直接関係がないですが、実は先日発売された本の付録の《燦めき揺蕩う水想幻獣》が強力でソウルを使わないG1オーダーを獲得しました。
これにより序盤から《獄竜》を絡めた速攻が狙いやすくなりオーダーからオーダーが連鎖する最大値も向上、《影纏い》の回収コストの確保が容易となり《守護者》を探しつつ安定して相手のキルターンをズラしにいけます。

また、最大値で動いても守りを貫通できないことが多かった【えびす】が規制されてデッキ構築も他のデッキに寄せられるので、超トリガーは近いレンジで殴り合った際に実質エクストラターン並みの活躍をする《天恵の源竜王ブレスファボール》、自由枠も《ドロー》にして4ターン目以降にRRVRで相手に弱い守り方をさせつつリソースを伸ばしにいくような安定した立ち回りをメインに取り入れていけます。
ただまぁ、デッキの性能自体は50点くらいなので急に劇的に強くなってるわけではないのでもしデッキ持ってたらアップデートしたら結構遊べるようになったよくらい。

■活躍の機会が増えそうなカード

艱難遮る碧の結界
25kガードのレガリアピースです。
理由は単純で環境が前に寄っていて後攻は4ターンキルが狙えるデッキが複数存在するからで、5ターンキルを狙うデッキでガード値としての役割や同じレンジの相手にも差をつけるポイントにもなります。
現状はレガリアピースを採用していないデッキで枠があるならとりあえず採用したいレベルで、特に《クロノジェット》のような一度相手に先に動かれてしまうデッキでは見かける機会が増えそうです。

水界の精霊王 イドスファロ
当たり前にもう流行っていますが、【えびす】を意識して《ヴァルナート》を採用する必要はもうないので今後は超トリガーが弱い国家はほぼこれになりそうです。
一応超トリガーの評価を書くとこうなります。
白>赤>(新規の刀剣>)緑>イドスファロ>>ヴァルナート>>>その他

簡単にでしたが、感想をだらだらツイートするよりはこっちのほうがよんでもらえそうなのでnoteにまとめた回でした。
もし質問とかあればお気軽に聞いてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?