ウズメディアvol.261【天輪飛翔 環境考察】

こんにちはウズメです。
今回は天輪飛翔の環境考察をしていきます。


■tier解説

同ランクは左の方が高評価

・S
環境トップ。
どれも新弾で大幅にテコ入れされていて従来よりもカードパワーがワンランク高い。
カードの性能も勿論あるがインフレした結果4ターンキルが発生することが増えたため単純に周りがゲームレンジについてこれずに勝てる試合も多く、対等に戦いたいならこの中からデッキを選択するしかない。

・A
準環境デッキ。
Sと比較するとアベレージで劣っているがカードパワーは非常に高く自分の動きを押し付けられればSにも勝てる性能がある。

・B
カードパワーだけならAと並べても差し支えない性能だがSに対して超越というシステムが上手く機能しないことが多いため環境的な立ち位置を明確に区分するとワンランクしたになる。
下のデッキに対しては非常に強力。

・C
環境中堅デッキ。
上と比較するとどれもカードパワーが不足していたりゲームレンジが合わない問題を抱えているがデッキ自体の性能は悪くはない。
チーム戦でライドライン選抜を狙う場合はここから選択することになりそう。

・D
無責任押し付け枠。
Cよりもアベレージが低い問題を抱えているが対面問わず通れば勝ちの動きがあり最大値が高い。

■デッキ解説

◯S

ドラジュエルド
環境トップの中でも特にカードパワーが抜けているデッキ。
単純に攻めの押し付けだけで評価してもトップクラスの性能なのに受けのデッキとして立ち回っても後列除去やVへのガード強要、トリプルドライブの安定したリソース供給等、毎ターン複数のアクションを起こせるためゲームが後ろに傾けば傾く程、他との差が更に顕著になる恐ろしい性能を誇る。

順当にゲームが進めば全てのデッキに対して安定して勝ててしまうため対面側は試合が始まった段階でキルターンを設定して決め打ちしたり、何かしら噛み合い前提の強気な立ち回りを求められる。

ニルヴァーナ・ジーヴァ
《ストラヴェルリーナ》がオリカレベルの性能で爆強化されたデッキ。
素直に攻めていくだけで4ターンキルが発生することがあり後攻もメリットがある十分すぎる性能に加えて【ドラジュエルド】同様に安定してデッキを掘り進められてトリプルドライブなのでゲームが後ろに傾いた際も順当にカードパワーで勝ちに行けるため評価が高い。
環境トップの中でのこの2つは抜けている。

リアノーン
攻めだけなら環境で最も強力なデッキ。
4ターンキルの成功率が最も高く、5ターン目を迎えたらペルソナライドの有無に関係なく試合が確実に終わるほどの性能だが、動きがワンパターンなので相手の受けのトリガーが強いとどうしようもなかったり、防御面が脆いため後攻の試合は4ターン目が来る前に負けてしまうこともあるが懸念点。
環境トップの中だけで考えるとこの欠点が致命的で先攻前提のデッキになってしまうが、ゲームレンジに追いつけない格下相手には蹂躙できる。

ユースベルク
ソウル揃える必要があるが揃ってからは環境で最も強力なアクションを起こせるデッキ。
噛み合い前提ではあるが4ターン目にはほぼ完成してペルソナライドも含めて乗り直し先の確保も安定しているためアベレージは非常に高いが、同ランクのデッキに対してはどうしても後攻だと一方的に押し付けられて負ける試合が発生しやすいため上から4番目の評価。
元々先攻の押し付けはそこそこ強力な部類なので先攻なら【ドラジュエルド】に遅れを取らない性能で、格下のデッキに対しては《ユースベルク反抗黎騎・翆嵐》を重ねるだけで試合がほぼ決することも珍しくないのでなんだかんだでちゃんと環境トップらしい勝率は出る。

◯A

バスティオン
手札が揃えばどこからでも試合を壊せるデッキ。
押し付けが非常に強く自分のやりたい動きができれば対面やそれまでの試合展開を無視して勝ちに行けるだけでなく、先攻はどんな手札でも最低限の押し付けは保証されていて、後攻もドライブチェック増加という明確な強みがあるためSと並べてもいい性能だが、初動を《オールデン》に依存して毎試合パワーマリガンを要求されるため、やや不安定な点は無視できない。
その分引き込めた際のリターンは凄まじく、上のデッキに先攻を取られて3ターン目に試合が終わるレベルの動きをされても《オールデン》と《並び立て》が揃えばそこから逆転することも珍しくないため完全に自分との戦い。

オルフィスト
【バスティオン】と同様に手札が揃えばSに並ぶ性能で、マスクスなので後攻も動きやすい。
この2つを比較すると序盤の柔軟性や安定性はこちらの方が強力だが、上のデッキに対してはどうしてもトリガーと守護者に頼った試合になりがちなので、それらを狙いやすい【バスティオン】の方が評価は高い。

◯B

クロノジェット
《スワラー》の緩和で序盤の動きが強化されたデッキ。
《ネクステージ》にさえ繋がればどこからでも勝ちにいける強引な突破力が強みだが、上のデッキはどれもそれより速いレンジで動きを押し付けてくるため環境との噛み合いが悪いためAよりワンランク下の評価にしている。
カードは非常に強力なため格下の超越しているだけで勝てるデッキに対してはAよりも安定して勝ちにいける。

◯C

デッキの性能は悪くないが上と比較するとパワー不足が目立つ中堅デッキ群。
個別に説明することはあまりないので変更点があったデッキのみ軽く解説。

ミネルヴァ
【ガーンデーヴァ】が規制されたため構築は《メリッサ》型一択に。
最大値は高いのでダメトリがなければ全対面に4ターンキルが狙えるため一応環境トップのゲームレンジについてこれてはいるが、ダメトリに対してあまりにも無力なのが惜しい。

ケイオス
新規で《ペルソナサイクル》がソウルで2枚分としてカウントできるようになったため3ターン目にソウルが13種類揃う確率が上がって大幅に強化された。
上のデッキに先攻を取られるとそのまま4ターンキルをされてしまったり、カードが非常に高価で組むのが大変なのであまり日の目の浴びることがないデッキだが、その分ライドライン選抜狙いや初見殺しの性能は高い。

魔術師
元々4ターンキルを狙えるため環境とのゲームレンジが噛み合っていて、どの道上のデッキに勝つにはトリガーに頼るしかない、加えて苦手としていた【ガーンデーヴァ】も規制されたためそこそこ評価が高い。
前の弾で追加された《三辺累加の女魔術師》はゲームレンジを前に寄せる際に活躍するため、かなり切れ味のいい包丁。

◯D

一応決まれば勝てるよねっていう動きはあるデッキ群。
新弾のここに追加されたデッキはどれも先攻前提で5ターン目まで繋がるなら強力だが、対面のデッキや引きに大きく依存しているため安定した運用は難しい。

■最後に

新弾解説を書いているので興味あるのがあれば是非。
あとツイッターff外にdm無課金でできない(?)のに最近気付いたのでもし何か聞きたいことあったらツイッターでフォローしろとリプ頂けたらなんとかします。

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