心に静けさを取り戻す
今週は「やすらぎ」の美徳でした。「やすらぎ」の美徳を意識するということは、なによりもまず自分に平穏をもたらしてくれます。
思考がぐるぐるしたり、不安や恐れで心が乱れていたり、ぐわっと怒りが湧いてきたり、そう言った時に、「やすらぎ」の美徳を発揮できると、とても楽になります。
思考や感情が落ち着き、穏やかさが自分の中に広がります。そして、「何がそうさせたのか」を意外と冷静に見つめることができるようになるのです。
どんな忙しい時でも「忙しい忙しい」とバタバタするのではなく、深呼吸して「やすらぎ」の美徳を意識してみたら、割とスムーズに乗り切ることができたりします。
「やすらぎ」を意識するとわかるのですが、「人を傷つける」ことや、「人を虐げる」こと、つまり暴力によってどうにか自分の利にしようとする方法はなんとも無意味であるのです。
自分の「やすらぎ」を大切にして、人と向き合うと、それだけでも人に対して寛大に、思いやりを持つことが容易くなるのです。
そうすると、相手も穏やかに対応することができます。
心の静けさ、それは心の状態が「凪」であるのです。「凪」の穏やかな感じを心に投影させてみてください。
心は湖のようなもので、感情が揺さぶられれで湖面が波立ちます。それを鎮め、キラキラとした陽光が優しく湖面を照らす、そんなイメージが「やすらぎ」です。
人生、これからも揺さぶられることはあるでしょう。それをされるがままにせずに、深呼吸をして、「やすらぎ」の美徳を発揮していってください。
そうすればきっと視野が広がり最善の道を進むことができると思いますよ。
感謝を込めて
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