正直者が徳を積む


今週は「正直」の美徳でした。
「正直者」って言うと「正直者が馬鹿を見る」というような、正直であることは愚かであるという印象を持っていたという人もいたかもしれません。
本質的には「正直」の美徳を発揮している人は馬鹿を見るどころか、徳を積み、信頼を得ていくことができるのですよね。
「正直」といっても、思ったことをそのまま口にするわけではありません。美徳の言語を話していれば、「正直」に思ったことを「気転」を利かせて伝えることができます。
ありのままの自分のままで、誠実さや思いやりも表現できるのですよ。
そういう美徳の「正直」が育まれると、とても心地よいものです。
自分を取り繕うことも、良く見せようとすることも必要なくなり、誰かにも自分にも嘘をつかなくて良くなるのです。
「人は自分の鏡」と言いますが、自分に正直になっていくと、目の前の人を疑う必要もなくなっていくんです。自分が嘘をついている時って、周りの人も嘘をついているように感じたりすることがありますが、それとは反対なことが起きるんですよね。
「正直」の美徳を発揮すると、生きるのが楽に感じるようになりますよ。
感謝を込めて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?