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イラストのモニターをお願いするという超緊張チャレンジをした報告の話【クマレル】

島田 あや | イラスト/Canva公式クリエイター

こんにちは。イラストレーターの島田です。

7月に始まった「クマレル」というサービス。
これはいい！なんとかしフル活用したい！と感激し、「イラストのモニターをしてもらう」という使い方をしてみました。今日はそのレポートというかまとめです。

クマレルってこんなサービス（再掲）

マンガに描いてみました。3分で大体わかるクマレルです。

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イラストのモニターって具体的にどういうこと？

今回は似顔絵についてご意見賜りたいという趣旨で募集させていただきました。

実は最近、似顔絵のタッチについてさまよっていました。

というのも、先ほどの漫画を見ていただくとわかるように、私の絵は「目がちょんちょん、口も単純」なのです。

そんな私の元に、それなりの頻度で「似顔絵を描いてください」というオーダーが届きます。もちろん喜んでお引き受けするのですが、描いているうちに悩みが出てきます。

「いつもの目がちょんちょんの絵がいいんだろうか…
　それとももっとリアルな方がいいんだろうか…」

悶々もんもん。。。

しかし最近気がついたのです。

ご依頼主に！！ご希望のタッチを伺えばいいのでは！？

※ごく自然な結論と思いますが、本当に最近たどり着きました。なんでやねん！

そうだ！伺おう！伺うための準備をしよう！

そういう経緯があり、今回モニターさんにお願いしようと思ったのは次の二つ。

・タッチ見本のモデルになってください（イラスト掲載させてください）
・どのタッチが好きか、それぞれのタッチについてどう思うか教えてください

モニターは以下の流れで行うことにしました。

お写真を数枚いただく
　　　↓
似顔絵を3パターンお描きする
　　　↓
クマレルのセッション（30分）で描いた似顔絵を元に感想を伺う
　　　↓
クマレルのお礼1000円（手数料引いて750円）と
似顔絵1枚がクマさんに送られる

モニター募集までの道のり

クマレルでは、自分が相談したい相手＝クマさんを検索することができます。例えば「起業の悩み」「家族との確執」のように相談したい悩みが決まっているなら、その悩みに共感してくれそうなクマさんを探すもよし！フィーリングが合いそうな方をプロフィール、アイコンなど見ながら選ぶもよし！

なのですが。

私は「私のイラストをかわいい、いいなと思ってくれる人」にお願いしたかったので、検索で見つけるのは難しく、Twitterとnoteを使ってクマさん募集を行いました。

私のイラストをいいなと思ってくれる人を探したのは、褒めてほしかった…のもありますが笑、ご依頼くださる方と感覚が近い方にモニターをお願いしたかったからです。万人に好かれる絵にしていくならモニターは無作為に選ぶべきと思いますが、今回はそのような理由でターゲットを絞りました。

モニター募集のツイートはこちら。

まさかの#bosyuタグを使うという…別サービスなのにごめんなさいと思いましたが、bosyu公式アカウントさんからもいいねをいただいてありがたい限りでした。bosyuを使ってやってみたいこともあるので、その際にはお世話になりますっ

実際募集を開始してみると、なんと募集開始5時間で4名の方から応募が！！数日かけて2人くらい集まればありがたいかなと思っていたので、本当に驚き＆嬉しすぎ！！募集予定は3名でしたが、ありがたく4名の方にお願いすることに。

※なお、4名の方が集まってくださったのは、クマレル公式アカウントおよびwebライダー松尾さんのリツイートのおかげと確信しています。ありがとうございました！

さぁ、セッションの準備だ！！

この段階が一番苦心していました。笑

結局どんなタッチが描けるのよ？とか、見本になるイラストにしなければ（自己プレッシャー）など、整理できていないこともたくさん、しかも4名×3タッチの似顔絵を1週間ほどで用意。ひとりで似顔絵の海を泳ぎました。

でも、人って追い詰められて（いや、自分で追い詰めてるだけ）、やらねば！となったら強いです。

海の日の3連休にみっちり似顔絵と向き合うことで、自分の中の発見もワンサカ。自分は何が描きたいのかも明確になっていく。。

この期間を「ひとり合宿」と銘打って黙々と描いていたのですが、この時間を持てて良かった。というか、ひとり合宿と言いつつも、モニターとして待ってくれる方がいるからがんばれました。あぁ、もう感謝しかないです。手を挙げていただいてありがとうございます。

そして、多分大変になるだろうなとわかりつつも、このモニターチャレンジに踏み切った先週の私を褒め称えたいぞ…！！
一瞬恨みもしたけど、ありがとう、私。

▼生みの苦しみに苛まれる様子

▼悟りを開いた様子のツイート

※プロが苦悩を前面に出していいものかわからないけど、まじめに日々成長しているんだな、悪いやつではなさそうだなと思っていただければいい…はず。

ついにセッション本番

昨日、今日の二日間で、4人の方とセッションさせていただきました。

皆さんからお名前、お写真、イラスト掲載の許可を頂けたので、イラストとともにご紹介させてください。※お名前にクマレルのリンクも貼らせていただきました

CASE1）田中孝憲さん
産業カウンセラーやコーチングをされている田中さん。どうりで聞き上手と思いました。初のモニターセッションで緊張している私をニコニコ笑顔で受け入れてくださいました。田中さんのおかげで、自分がこのセッションで何をしたいか、言葉を紡ぐことができました。ありがとうございます！

そんな田中さんのイラストがこちら。

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ギターも一緒に！ということで、ギターも描かせていただきました。ギター描くの好きなんです。一本一本形や装飾（というのか）が違うのおもしろい！なかなかうまく描けたのではないでしょうか。

田中さん、コーチング等をご自身でされる他、セミナーなどもされているそうです。イラストレーターもコーチングの知識があってもいいかもなと思いました…。ご興味あればこちら▼から！
http://heartstrings-on.net


CASE2）まやさん
募集開始して、いの一番にご連絡をくださったのがまやさんでした。セッション中、オンタイムでイラスト修正を試みるという無謀な私に、笑顔で付き合ってくださいました。セッション中に「ちょっと待っててください」とカメラをオンにしたまま待たせる私。。。まやさん優しい…

そんなまやさんのイラストがこちら。

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お洋服は、別のお写真にてご指定をいただき白のブラウスで。

こんな美しいまやさん、ツイッターアカウント名に「哲学カフェ」という言葉が踊っていて、何なのかわからないけどなんだか気になります。。まどマギ推しだそうなので、私もついにまどマギ見てみようと思います！

▼まやさんのツイッターはこちら

ね、気になるよね・・・！


CASE3）あっこさん
あっこさんもコーチングのプロでした。先に書いたような私のイラストの悩みをお話ししたのですが、そこから話が広がり、もっと違う悩みが顕在化され、言語化し、すっきりするという経験をしました。たった30分で！イラストのお話時間も込みで！セッションが始まった時はそんなお話をするつもりがなかったのに。
引き出し上手がすごいです。いや驚いた…

そんなあっこさんのイラストはこちら。

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黄色系カーキのノーカラーシャツで、と服装のご指定をいただきました。
あっこさんのあたたかい雰囲気が出せたのではと思います。

▼あっこさんの普段の活動はこちら
https://j-ban.com/news/138/

性格統計学って、たぶん私も同じ種類の統計学を学んだことがあるのですが、これ知ってめちゃくちゃ生きやすくなったので本気でおすすめです！（勝手に宣伝）


CASE4）川原実さん
お話しして知ったのですが、関西の方だそうで、西のイントネーションが心地よい…（私、北国生まれで西の言葉への憧れが強いのです）
そして何より言葉選びが丁寧で、「それだ！」と気づきをくれる言葉がポロポロ出てくる。言葉にできていなかったイラストの魅力に改めて気づくことができました。ありがたすぎる〜！

そんな川原さんのイラストはこちら。

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髪もお肌もツヤッツヤだ！！このつや感はぜひ表現したい！！と、興奮のあまりご本人にも伝えてしまいました。（いきなり言われたら照れるよね。でもこのツヤは素晴らしいよね…！）

川原さんとは、クマレルやココナラ、「話を聞く系マッチングサービス」の話で盛り上がりました。私が母にクマレルを勧めたら「なら、私は家にある猫の置き物（リサラーソン）に話しかけるわ！」と意気揚々としていた話などどうでもいいけど最近笑った話もさせていただきました。楽しかったです！笑

早速ツイートもいただきました。ほんと楽しかったです(^^)
ありがとうございます！


そして出た、イラスト展開への結論

上記の見本の通り、ABCの3パターンをご用意。

A：写真をもとに描画
B：ゆるいんだけど、程よく似てる
C：ゆるい。髪型他、ちょっと特徴出てるかな？くらい。

みなさんに
「1枚プレゼントしたいのですが、
　どれが一番好きですか？どれが欲しいですか？」
と伺ったところ、皆さん全員「B」というお答えでした。

あっ、そうなんだ！！(°▽°)

普段一番みなさんに見ていただいている絵柄がCだったので、Cが一番多いかと勝手に想像していました。自分のサービスへの思い込み、ヨクナイ！

ご意見を伺うと、

「親しみやすさと自分らしさを出すならBがバランスがいい」
「個人SNS（もしくは名前を伏せた）アイコンならC。
　ビジネスに使うならAかBかな」
「Aも素敵だけど、島田さんらしいイラストはC。
　用途によって使い分けたい」

といったお声をいただきました。納得…！

今回は皆さんBを選ばれましたが、他のタッチもニーズがありそうとお声を頂けたので、今後ご依頼をいただいた際には3パターンとも提示し「どのタッチがいいですか？」と聞いてみようと思います。

お写真付き見本を作ることができたこと、とても嬉しいです！
ありがとうございました^^

モニター募集してみた感想：緊張した！しかしやって良かった。

初対面の方とお話しするって、私は緊張します。しかもイラストにご意見をいただく。こんな機会はほぼないので、自分で求めたこととは言え、緊張！する！

準備も大変。期日＝セッション日決めちゃったし、いいもの出したいし、でもドツボにハマるし(笑)

だけど、
鍛錬の機会、
サービス醸成の機会、
イラストと向き合う機会として
挑戦してすごく良かったと思っています。

ひとりだったら絶対できなかったなぁ。いつかやろうで終わってたなぁ。
こういう機会を作ることができたのは、ご参加いただいた皆さんのおかげ。そしてクマレルというサービスのおかげ！

皆さん、改めてありがとうございました！

クマレルの新しい使い方！たぶん。

というわけで、7月から始まったクマレルを、ちょっと変わった？方法で活用してみたお話でした。ちょっと変わった、と言ってみましたが、全然ありな使い方だと思います。むしろベーシックな使い方として定着してもいい。

・ビジネスアイディア、聞いて欲しい
・プレゼン資料を見てほしい
・違う世代、層の人の意見を聞いてみたい

そんな時に、誰かに意見を求められる。
しかも、セッションの日を決めるから自ずと締め切りが決まる（ここ本当に推したい）。ずるずるやらなくて済むので、結果的にとても効率がいいと思います。

ただちょっと手間が掛かるのは、こういった「クマさん募集」の仕組みがクマレルにはまだない点でしょうか。（自分でクマさんを探しに行くしかない）

クマレルのサイトから募集できるとか、ツイッター用の公式な募集ハッシュタグがあったらもっと盛り上がるかも！なんて思ったので、こっそり要望として書いておきます。笑

なんにせよ、貴重な経験ができました。なんて有意義なお盆期間。

このnoteをヒントに、クマレルの使い道が更に広がりますように！

追伸）ウェブサイトもちょっと改良してみました。

今回いただいた言葉、ヒント、イラストをもとに、少しご依頼ページを改良しました。似顔絵を描いてもらうって面白そう、そう言えばアイコン新調したかったんだよなというそこのあなた、ぜひご連絡ください。マンガも描けます！（と、最後に宣伝してみるのであった）

ご連絡をお待ちしています(^^)


今回出てきたサービス

クマレル
https://kumareru.com

Bosyu
https://note.com/bosyu_me/n/n2537e570b350
本当に今度使わせていただきます！よろしくお願いします。


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