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絵の道を行く

去年、不思議な方との出会いがありました。


「あなたは、前世でどうしても絵の仕事をしたかったのに、女性だったためにその夢を叶える事ができなかったようです。

なので、生まれ変わったら、絶対に絵の仕事をすると決めていたみたいなのですが、今世で、絵を描くお仕事をしていたりしませんか?」


商業誌で漫画の連載を終えてから、2年以上経っていましたが、初めてお会いしたその方の言葉は当たっていました。

子供の頃から、三度の飯より絵を描くことが好きで、漫画家になった私です。(実力がなかったため、漫画家になるまでに20年近くかかってしまいました。この話はまたいずれ書こうと思います😌)


その方はさらに言われました。

「未来に、何か見開きの本のようなものを広げているイメージが見えてます。とても綺麗な色ですよ。」


なんとなく、将来は美しい色彩で、絵本の挿絵のようなものを描けたらいいなあなどと、ぼんやりと考えていたところだったので、その時は背中を押してもらったような感覚になりました。


それから、ある、若いお嬢さんとの出会いもありました。

その方も絵を描くことが大好きな人です。

「私の絵で、誰かの生活を少しでも鮮やかなものにしたい!」

送ってくれたメールの中で、彼女は言っていました。

その言葉にはっとさせられました。

まだほんの10代のお嬢さんに、何かを教えてもらいました。


今まで、私は自己満足のために、自我の絵を描いてきたと思います。

私も、自分の絵で誰かの生活を少しでも鮮やかなものにできたら…


そして、2021年9月。

漫画の連載を終えてから、停滞していた制作活動を再開することにしました。


「風の時代」

最近よく聞きますが、まさにそうなのかなと思うような出来事がたくさん起こり、その流れに乗った感じがしています。


まだまだ駆け出しですが…


誰かの心に、何か温かいものを残せるような絵を描いていけたらいいなあと願っています。

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