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並走型ランナー

私は勝負が好きではありません。勝負の結果どっちの方がすごいとか、えらいとか、そういう判断を勝ち負けで決めたくないんです。(負けず嫌いの一面が影響している部分もあるとは思いますが…)

でも、これまでずっと選手としてスポーツをやっています。


ん?なんかめちゃめちゃ矛盾してない? してます(笑)。


私の日々の振る舞いをよく見て知ってくれている友人に、

「よっとが今でもマネージャーじゃなくて選手やってるの意外」

って言われて、自分自身のことに気が付きました。言われてみて、たしかに、って思いました(笑)。


私は水陸での競技歴が合わせて15年です。先ほど述べた通り、ずっと選手としてやってきました。

でも、これは誰かに勝ちたいとかそういうモチベーションではなく、自分のベストが更新出来たらいいなっていう気持ちが3割。残りの7割は、チームのメンバーと一緒に苦楽を共にすることで、身近な存在として応援したいっていう気持ちなんです。

私だって正直キツい、しんどいのは嫌いです。でも、私の大好きな人たちが、大好きなチームのみんなが、きつい練習を乗り越えているから、私はそこに置いていかれたくない・キツささえも共有したいって想いが芽生えてくるんです。不思議(笑)。

みんなと”苦”を一緒になって経験するからこそ、”楽”もより大きくなる。私の大好きな人たちと同じ経験をしているからこそ、同じ想いを抱くことができる、そういう考え方なんです。



かなり前のnoteで「自分の記録が伸びていくのが好き」って言ったけど、ちょっと違ったのかもしれません。全然違うってことでもないけど。

確かに自分の出来ることが増えていくのは楽しい。ただ、自分一人だけでやってても楽しくはない。みんなで一緒になって練習して、一人ひとりが記録を伸ばすことに全力で、そんなみんなを間近で見ているからこそ刺激されて、私も頑張ろうって思える。そうやって頑張った結果として自己ベストを出せるからこそ、みんなの自己ベストの嬉しさが分かるからこそ、私自身の嬉しさに繫がっているんだと思うんです。


そんな私は、言ってしまえば並走型ランナーなのかもしれません。

誰かと一緒に走るからこそ、自分の意味を見出せる。

その誰かが、今まで出会ったチームのみんなで本当に良かったと思っています。私の大好きな仲間たち。そんなみんなに出会えたこと、そういう運を持っている自分、出会って支え合ってくれたみんな、GOOD JOB です。



ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。

今日が良い日になりますように。

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