延命治療で生き延びるか?死を受け入れるか?泣ける小説
引用:Amazon prime
「最後の医者は、桜を見上げて君を想う」
**二宮 敦人 **
何か小説が読みたいなと思い
Amazon primeで探していたところ見つけました。
Qなぜこの本を読んだ?
表紙が鮮やかで惹かれたのと、題名を見た時に「どう言う意味?」と思いこれに決めました。
わたしが以前、看護師を目指していたので医者と言うところに惹かれたのもあるかもしれません。
電車で読んでいたのですが、わたしは泣きました。
人前で読むのは注意が必要です。
Q本の構成は?
本の構成としては、全体的に同じ場所、登場人物ですが、 短編が3つになっています。
なので、区切りが分かりますので、一つでやめてもいいし、二つだけ見てもいいし、最後まで見てもいい。
と言うふうにできます。
Q内容は?
医者、患者のストーリーで
死との向き合い方、自分もいつか死ぬんだ。と
どこか他人事でみることはできなかっです。
死 、病という人生の終着点と向き合うことで、
自分の今までの行き方や、方向性、
など振り返って死とどう接するかという部分で
考えさせられます。
Q※ネタバレあり、
「福原」「桐子」「音山」という3人の医者が出てきます。
それぞれタイプが違い、
福原と桐子は、真逆です。
福原は、
病気と向き合い絶対に治るという方向で
治療を進めます。
副作用が強くても、延命治療であっても、
生きて欲しい。 生きさせる。
と奇跡もあるのでそれを信じています。
一方
桐子は、
ただ生き延びる(延命治療)ではなく、
残りの命とどう接するか。
自分らしく生きるために、残りの時間をどう使うか?
というのに、重きを置いています。
桐子のやり方は、治療をやめて、死を選択する。
事になるので、退院して次の日に死ぬ事もありました。死神というあだ名があります。
凄く対極的で結果だけ見ると、桐子のやり方は反感を買うんですよね。
それでも意見を求める人がいる。
Q最後に一言
★★☆☆☆
個人的には、面白かったです。
明日健康でもいつ死ぬか分からない。
という切ないけれど、期限があるからこそ
どう生きていくか?
考えなければなと思いました。
おわりですっ。
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