生きること、遺すこと

年々、平均寿命は伸びている。

医療も進歩し、そう簡単には死なせてくれない世の中。

だけど、どれだけ医療やテクノロジーが進歩しても今のところすべての死を回避できるわけではない。昔より長生きしやすくなった部分もあるけど、事故や災害、病気、ケガ、年齢関係なく突然死に直面することがある。どれだけ若くても、どれだけ懇願しても、訪れる時には容赦なくやってくる。

つまり、今生きていることは当たり前で当然なことではないこと。明日も当たり前に生きているとは限らないってこと。

私は、自分にいつか訪れるであろう死に対して、あまり恐怖心とかはない。だけど、今もし死んでしまうと、夫には苦労をかけてしまうな、息子にもすごいストレスや苦労を与えてしまうなぁ、母の落ち込みようはきっと底知れないものになるかもしれないな、とか考えると残していく人に申し訳なさすぎて、できることなら身近な人は全員きちんと看取ってあげたい。なんて考えている。


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