【前編】ぼくが女編集長のセクハラを受け肉欲に絆され快楽堕ちするまで。
「ボクくん、ほんとにかわいいわねえ」
それが彼女の口癖だった。
ぼくはかわいがられていた。
明々白々かわいがれていたのだ。
決して媚びへつらったわけでも自覚していたわけでもなく
どうやらぼくは彼女にとって(重要)かわいい男の子だったらしい。
仕事上での出会いだった。
ぼくは出版社のとある案件で抜擢され、
大きなショーレースを征した作品に大部分で携わることとなり
まだ若く経験の乏しいぼくにとっては正に僥倖そのもの
実際に目はキラキラと輝いていたと思うし、
とても素直な姿勢