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灰になった…

ずっと手こずっていた書類がまとまり、あと一つだけ書類を足せば提出できるようになった。
残りの書類は待ちの状態。
ずいぶん気分が軽くなった。

ここ1カ月くらい、この書類に手を付けるのが嫌で嫌でしょうがなかった。
少しずつしか進まなくて達成感がない。
気が付くと「忙しい」と言い訳をしながらその作業から遠のいていた。
忙しくて手を付けられなかったのではなくて、手を付けるのが嫌で無理やり他の仕事の優先順位を上げていたのだろう。

ずっと心にひっかかっているから、何をやってもすっきりとしなかった。
楽しいはずの休日も心のどこかが重かった。

こういう時、在宅ってだめだなぁ、と思う。
もちろんこれは私に限っての話。
職場に行ってしまえば何だかんだと仕事しかやることがないから、嫌々でもしぶしぶでも手を付ける。
手を付けるから少しずつでも進む。
遅々として進まない作業も、重なていって気が付けば結構進んでいることに気づいて気が楽になる。
気が楽になるとそのあとはサクサク進む。

自宅にいると、洗濯とか掃除とか、急いでしなくてもいい草むしり、玉砂利の落ち葉掃き…え~、そんなの今はいいじゃん、と思うことに逃げてしまう。
自分のだらしないところを認識してしまうのも嫌だった。

あぁ、本当に気が楽になった。
まだまだ仕事は溜まっているけれど、まぁ、気が楽な作業。

去年の日記を見ると、その気が楽な作業にずいぶん手を焼いていた。
まだ、成長できるんだな~、と思ったらそれにもほっとした。


そういえば、今日も母は完食だった。
お婿君が一緒に施設に行ってくれて、食事介助もやってみてくれた。
初対面のお婿君をしげしげと母は眺めていたけれど、どうも私の時よりも大きく口を開けていたように思う。
あれは母なりの歓迎の表現だったのかもしれない。

明日はどんな日かわからないけれど、とりあえず今日はいい日になった。
気分はもう灰になっている。

少し遅くなったけれど、シャワーを浴びて、特別にビールで乾杯して清々とベッドに入ろう。
おやすみなさい。

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