セッションレポート14ー(4)「翌朝、目が覚めた後すぐに、これまでがんばって生きていたんだ、やりたいことを一生懸命自分自身にやらせてあげたんだと、急にそんな思いと涙まで流れました」

Yielding Embodiment®8シリーズをモニターで受けてくださったSさん、4回目のご感想です。

前回がイールドワークシリーズの一区切りのタイミングだったこともあり、今回はセッション前に以下の3つを意識してみました。
*どんな感覚を感じても大丈夫
*変化することを受け入れよう
*できるだけ気持ちをフラットな状態でいよう
この日のスタートは、迷いなく清々しく、気持ちの良い感覚をはっきり感じました。
私の周りに心地よいエリアがあることをくっきりと感じました。
そのエリアがぽわーんと守られている感がありました。
私がイメージするバリア的なものは、寄せ付けないとか、ピリッとした緊張感のある感じだなと思っていたので不思議な感覚でした。
ラクティショナーのしのぶさんにサポートしてもらいながら、左腕をいい感じのところを探っていたら、急にパッとここ!というところがわかり、同時に左腕をすんなり動かしていました。
(言語化すると意味不明な感じで、体が感じたことをスムーズに行動に移せた軽やかな感覚を体験したことを伝えたかったため書いてみました)
感覚に従って動かせたあとの深い満足感が、とても強く体の中心に残っています。“まさにそこ!”“そう、そう、そんな感じ!いいねー”と自分自身に声をかけたくなる感じでした。
このおかしな体勢でこの満足感を感じ、それが身体の中心に浸透していくのを感じるのが不思議でした。
続いて右側。
左側と比較すると何となくモゾモゾしてなかなか定めきれない感じが続きました。
その後、位置が定まった後にももっとどこまでも右腕を伸ばしたい感覚がありました。
その感覚をしのぶさんのサポートで位置を調整し、しばらくすると心の落ち着きと満足感を感じました。
今回もまた新たな感覚を得て、嬉しくなりました。
また、ちゃんと私は自分にとっていい感じとか心地よさを知っているし、わかるんだと改めて感じて安心しました。

ここからはセッション後に感じたことです。
自分の意見や感じていることを言葉にして伝えることに苦手意識をもっていることは自覚していたので、今回感じた感覚(もぞもぞ感、ためらい感)に妙な納得感がありました。
セッション後すぐに言葉にできなかったけれど、振り返っていたら、言葉が浮かんできた。
足が力強くなっていました。
今のところこの言葉がしっくりきた気がします。
翌朝、目が覚めた後すぐに、これまでがんばって生きていたんだ、やりたいことを一生懸命自分自身にやらせてあげたんだと、急にそんな思いと涙まで流れました。
そんな状態でしたが、冷静に過去の自分のやってきたことをやっと認めて受け入れつつあるのかなと思っている自分がいました。
まだ何か体の内側にあるという漠然としたモヤモヤがあることは感じていて見えていないのだけれど、わだかまりかこびりついている何か思いのカスの存在を直視できるようになってきたのでは?と進歩を感じました。
今回のセッションを振り返った時に、体が落ち着かない感じとか、心のざわつき、イヤ~な感じがあるなともう一人の自分が確認している感覚があります。
おそらく今まで見たくないやり過ごしてきたことに向き合って超えていけるタイミングがきているのかな・・・と感じています。
じわじわと核心に迫ってきているこの感覚がどんなふうになっていくのか不安と楽しみが入り混じった気持ちでいます。
"自分自身が受け取れる範囲のことしか起きない"(正確には覚えていないのだけれどこんな感じのニュアンス)としのぶさんから教えていただいたり、私自身も、あとからこれがあの時聞いていた話の感覚なのかなという体感があるので、自分への信頼感をもっと深めていきたいなと思いました。

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