セッションレポート 1-⑵ 「自身の体の観察力が増し、より感情や生命のニーズにつながりやすくなっている」

Mさん、Yielding Embodiment®4〜7までのご感想です。
-
④5/23(月)
|施術後の体の感覚の観察|
自転車で帰るとき、右太ももが筋肉痛のような軽い痛み。裸足で立った時、足の裏がベタっと床に密着する感じ。リラックスしたときに、若干、生理痛の薄まったような違和感に再び気づく。施術直後はボーっとしている感じだったが、帰宅後は、活動したい衝動。意識はとてもクリアな感じがする。目が遠くをとらえたがる。

|施術中|
最初に、施術者の場所を決める段階から、自分の感覚を意識にのぼらせようと、自然にするようになる。手をあててもらっていないのに、あててもらっている感覚が残ったり、自分の中から湧いてくる感覚や、力や、動きに身を任せることに好奇心がわく。体全体が回転したり、開いたり閉じたりする感覚はダイナミック。また意識もリラックスしていながら、明瞭に感じる。しかし、途中で急に眠気がやってきて、夢を見ているような感じになることもあった。
２日たって、地面と足の裏が密着した感覚を日に何度も感じる。特にアーシング中に顕著。同時に、意識も安定し、安心する感覚。体と意識がつながっているような、しっかりした感覚を味わう。

⑤5/30(月)
|施術後の身体の感覚の観察|
視野が広がる感覚。顎の編み合わせがかわったような感覚。右腕全体に筋肉痛のような痛み。右のふとももつけね裏に筋肉痛のような痛み。深くリラックスしたような感じと、前回と同様のクリアな感覚。

|施術中|
薄い紫色の光がぼんやり見え続けている。右腕が活発に動きたがっているような感じ（実際動いていたと思う）風船のような、バランスボールにのるような柔らかい、広がるような圧を腿や腰に下から感じた。かみ合わせが左が強くなったり右に変わったりするのがおもしろかった。

⑥6/27(月)
手術（6/4）後、初めてのモニター。暑さのせいか、体は疲労している。眠くなるかと思ったが、深い休息はありつつ、ずっと覚醒している。手足にあまり重力を感じない状態から始まり、徐々に力が抜けてゆく。全体におだやかな感覚が続く。ダイナミックだったのは腰を中心に暖かい水がたまるような感覚が心地よかった。仰向けになり、すっと感覚が明るくなる。施術中、首がのびる感覚。また内臓が良く動く。手術後のひりひり感がなくなる。両足の付け根のあたりが広くなる感覚。
当日夜は一度も起きず、朝までぐっすり眠る。

⑦7/22
今回は今まで感じていたのとは、違う場所でいろいろな体験をする。施術が始まるとすぐ、背中の接地面が広くなるような、ベッドにベタっとくっつくような感じになってくる。薄紫色を断続的に見る。左側？に手を当ててもらっていたとき、手を当てられていない胸の真ん中のあたりに手の感触を感じ、胸が背中の方へぐっと落ちてゆくような感覚。断続的に右腕がぐぐっと動く。両方のアキレス腱がのびるような感じ。顔に手を当ててもらっているとき、左の上あごと下あごの間が広がるような感じ。両耳の後ろあたりが、きゅっとするような違和感あり。顔に手を当ててもらうと唾液がどっと出るのが面白かった。施術直後、肩甲骨から右上腕にかけて、筋肉痛のような痛み。たくさん眠っていたはずだが、今は、とにかく眠い。アタマがからっぽになるような感じで、目から頭の緊張がゆるんでいるのを感じます。

|クラニオとイールドとの比較|
・心地よい位置を決めるプロセスから、より自分の体や感覚に集中するような、自身がその感覚を丁寧に扱うような感じ。クラニオも自分の体感覚を言葉にする過程でそのような体験ができるが、より、はっきりと強い体験だと思う。
・上記と似ているが、クラニオよりぐっと、施術者との対等さが増す。一緒に感覚を味わっているような、ケアされるというより、施術者とのニュートラルなスペースが常に保たれる感覚。それでいて放っておかれるのではない感じ。
・６月４日に手術をして、その影響もあったのかもしれないが、イールドモニター期間中、施術後、食事の内容が全くかわった。アルコール、カフェイン、乳製品をほぼとらなくなった。また小麦、白砂糖も激減している。またそれが持続しており、欲求もほとんどわかない。食べたくなったら、楽しみのため、イベントとして食べる感じに変わった。
・触れられていないのに、しっかり触れられているような感覚。
・骨格が変わるような感覚。特に驚いたのはかみ合わせが、刻々と変わる感じ。
・重力が変わる感覚。寝ているのに、起きているかのような感覚になる時があった。
・今回も、人生の節目とこの施術がかぶり、現実世界での変容が起きる。
・NVCのプロセスがよりスピーディーでパワフルになっている気がする。自身の体の観察力が増し、より感情や生命のニーズにつながりやすくなっている。頭に持っていかれることが少なくなっているよう。体が整うことで、体感覚の精度があがり体中心になり、そこから素早く感情やニーズに素早く繋がりやすくなっている。