労働衛生コンサルタント口述試験対策(保健衛生)勉強法、当日の様子など
前回のポストでは心構えや使用した資料類についてお伝えしました。
勉強法
・まずはiPadで上記の村上先生のKindle本を読んで(ほぼ)丸暗記しました。一度で覚えられない箇所は黄色のマーカー、二度→オレンジ、三度見ても覚えられていない箇所は赤で線を引いてとにかく頭に入れました。
・もう少し掘り下げた方がよさそうだなと感じた点については教科書(『産業医の職務Q&A』)、労働衛生のしおり、厚生労働省のサイトなどで確認しました。(その他使用した教材については前のポストをご覧ください。)
・勉強中はほぼ筆記用具は使わず、声に出して覚えました。声に出すと意外と出てこなくてびっくりしました。
・過去問や労働衛生のしおりから想定質問を作成しました。
・想定質問とその回答をiPhoneに録音して繰り返し聞いて、回答が口をついて出るようにしました。→これが一番効果があったかと思います。
・まとめノートなどを作っている方もいらっしゃいましたが、私にはそのような余裕はありませんでした。
・勉強期間は1月いっぱいです。お正月休みも少し勉強しました。
当日の様子
・東京国際フォーラムに自分の試験日時の30分前に集合しました。控室でも勉強できますので、直前に確認しておく事項を整理しておくといいと思います。
・時間より少し早めに呼ばれ、運営の方と試験のある部屋まで歩いていきました。
・試験官は3名で、真ん中に産業保健の学識者(教授クラス?)、左右にそれぞれ実務家と行政官が座っており、それぞれが質問してきます。
・試験官との距離は2.5m程度でしょうか。
・試験官も質問をすることに慣れていない様子でした。例えば、「騒音は何を測っていますか?・・・いや、騒音を測っているのですが・・・」と言われ、「等価騒音レベルのことですか?」と聞き返したら「あ、そうですね。」(おそらく正解)とのことでした。質問の内容や意図が明確でない場合は聞き返した方が良いと思います。
・質問は重箱の隅をつつくような質問は少なく、コンサルタントとして身につけておかなければならない知識を満遍なくポンポンと聞かれました。もっといろいろ知っているのに!と少しもどかしくなりましたが、答えすぎてもさえぎられるだけのようです。
・実際の試験時間は15分程度で体感としてはすぐ終わりました。
・一緒に受けた知人と何を聞かれたか聞きあいましたが、部屋によって全然聞かれている内容が違い、驚きました。
次回予告
質問内容からの予想問題集
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