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外国人夫とのケンカの原因と仲直り方法

こんにちは、みーです😊

外国人夫とのケンカの原因と、仲直りの方法について書いていきます。

このお話は、夫が外国人だからというよりは夫の性格によるところが大きいかもしれませんが、どなたかのご参考になれれば幸いです。

結婚当初、私はとても忙しい会社で働いていました。
また、今よりもっと料理がヘタで、しかも嫌いでした。
それでも「作らないと食べる物がないから」という理由で
パパッと簡単な料理を作っていました。
コトコト煮込む、下味をつけてじっくりねかす、という手間をかけず
いかに早くつくれるかがポイントで、早ければ早いほど良いと考えていました。

また、とにかく仕事が忙しいので家事にかける時間を1秒でも減らそうと考えていました。
洗濯物はハンガーにつるし、夫の部屋のカーテンレールにかけて室内干しする、たたまない。といったふうです。
乾燥機付き洗濯機を使うと取り出した後に畳まないといけないので
ハンガーにかけて濡れたまま部屋干ししたら、畳んで各人の部屋に運ぶ手間と乾燥機の電気代が節約になる!いいアイデア!と思っていました。

すると、ある日、夫が「君の作る料理はおいしくないし、家事もテキトーすぎる!」と大爆発しました。
そこで私が返した言葉は「共働きなんだから、料理も洗濯もどの家事もあなたがやってもいい。自分では何も家事しないのに、人にやってもらって文句を言わないで」でした。

この返答は、言った当時も、数年経った今でも大正論と思っています。
私の心の中に「共働きなのになんで私が家事を全部やって、しかも文句を言われないといけないのか」という思いがあったのですね。

そこで夫から返ってきた言葉は
「・・・君は僕を大事に思っていない。大事に思っていたら、おいしい料理を食べさせてあげたいとか、ケアしたいって自然に思うはずだよね・・」でした。
強い言葉で言い返してくるかと思いきや、しょんぼりして、消え入るような声でこれを言いました。
もしかしたら、少し泣いていたかもしれません。

その時に私は「ああ、この人は【相手が自分に何をしてくれるか】で愛情を感じる人なんだな」と初めて知ったのです。
夫は、車で出かける時は必ず運転をする、重いものは自分が持つという事を徹底してやってくれていました。そういえば。あれは夫なりの愛情表現だったのか、とこの時に気が付きました。

夫は
「毎日、コトコト煮込んだ料理を食べたい」
「洗濯物は畳んでほしい」
と言っていたのではなく
「自分との生活のアレコレをタスクのようにこなすのではなく
一緒にいる時間を楽しんで、幸せにすごしてほしい」と言っているのかな」と、思いました。
そうであれば、夫の言葉に(自分なりの)正論で返事しても話し合いは平行線だと思い、言い返すのをやめました。

私が夫の言葉をそのまま受け止めて
料理をじっくりし始めたり
洗濯物を畳み始めたり
はしませんでしたが
夫と一緒にいる時間を楽しむように意識を変えました。

夕飯作りがしんどい日はパパッと時短料理を作るのではなく
外食しておしゃべりの時間を作ったり
1人でランニングに行くのではなく、家で夫とストレッチ運動をする
というように生活をかえました。

私のまわりにいる日本人夫さんとの比較しかできないのですが、うちの外国人夫は「仕事以外の時間は家族と楽しむもの」という意識が強いように思います。
だから、家庭のことをないがしろにしているかのように見えた私の行動に寂しい気持ちを抱いていたようでした。

私としては、仕事が忙しくても家庭を大事にしたいと思って「ロジカル家事」「ライフハック」と言われることを取り入れて効率的に家事をしていたつもりだったのですが、夫は「家にいても効率・効率って、仕事みたいだね」と感じていたようでした。
それが悪いというのではもちろんなく「なんでも早くパパッと終わらせようとして。。自分と一緒にいる時間を楽しんでいない」ということが悲しかったようです。

この件依頼、夫とケンカすることはあっても
「言葉で出てくるのはOOについてだけど、本当の理由はそれかな?
 根っこに別の気持ちがありはしないかな?」という視点で夫の主張を聞いています。

育った文化や環境が違うから、「えぇっ!」と思うようなことで
ケンカになりそうなことは日々ありますが
その差を少しずつでも埋めていけるように
外国人夫の価値観を探っていければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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