ベルギスタンおよびシリアのカリフ制国家:用語・組織

作中に登場する武装勢力。略称は”B.S.K.N”

 名前の通り古代にあったカリフ制の復活を目指し厳格なシャーリア(イスラム法)により統治された国家を建設しようとしている。

 9年前に蜂起し、瞬く間にベルギスタン北部とシリア西部を支配下に置いた。士気が最低のベルギスタン政府軍を潰走させた上に、事態の悪化を苦慮し介入した米軍を中心とする多国籍軍やクルド人自治区軍からなる有志連合軍をゲリラ戦と殉教者による自爆攻撃で苦戦させていた。

 捕虜の公開処刑や拷問、洗脳、異教徒の人身売買、奴隷化など悪行の限りを尽くしている。

 しかし、有志連合軍の空爆と物量、ハイテク兵器により徐々に押し返されていたが、現地でインヴィテーターの覚醒実験を行いたかった〈シンボル〉の活動を承認する見返りとして〈シンボル〉のメターレ・ラ・ピュセル部隊や日本から傭兵として連れてこられたネオ・マギウスの援護を受けて再び戦局を膠着状態に持ち込む。

 そのおかげで調子に乗っていたが、〈シンボル〉が所定の実験を終了させた後、完全に用済みとなり幹部お呼び指導層の居場所をすべて有志連合に暴露され、そこを米軍特殊部隊に急襲されて実質壊滅状態まで追い込まれてしまう(最も残党は残ったのでまだまだ盛り返いしてくる可能性があるが)。

 モデルはIS(イスラム国)。

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