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世界観について

地理・世界などに就て簡単な解説。格世界については名称が設定されている場合はその通りに呼称するが、決まってない場合は作中で使われている暦やその世界の象徴となる存在、もしくは原作のタイトルをそのまま付けた上で便宜上の呼称とする。

 地球・東京

 物語の中心地。

『デュラララ!』『ハイスクールD×D』

『GATE-自衛隊、彼の地にて斯く戦えり(日本サイド)』

『R-15(あーるじゅうご)』『S-最後の警官-』『這いよれニャル子さん』

『僕は友達が少ない』の世界

 我々の住む世界の東京とほとんど変わらないが数年前に発生した大規模な超常現象により異世界に通じるハイ・ゲートの出現や土地の入れ替わり転移が発生している。

 様々な異世界と繫がったことで、混沌とした情勢となっている。

 異世界から様々な技術や文化、物資などが交易という形で流入しており、異世界の国家同士の外交や文化交流、交易の経由地になっている。

 異世界から来るのは技術や資源、文化だけではなく危険な技術や侵略者、人類に敵対的な人外の種族、さらには反社会的な勢力(テロリスト、犯罪組織、カルト教団)の流入もあり治安が悪化している。

 国の安全保障にも関わってきており、日本政府と自治体は異世界各国の機関や自警組織との協力体制の構築を急いでおり、都市の防衛は自衛隊と各世界の軍隊が。治安維持は警視庁の他真撰組などの他の世界の警察機関、〈民警〉や〈神奈川武装探偵高校〉など民間の手を借りる場合もある。

〈民警〉や〈武装探偵〉に協力を要請する上で、許可証があれば自衛官、警察職員でなくとも銃器、刀剣の携行、使用が首都圏限定で法的に認められるようになっている。この規定は民間軍事企業のオペレーターなどにも認められている。

〈異世界〉を新たな市場と見込んだ国内外の企業がこぞって集まっている。しかし、中には戦争当事国に兵器の輸出を謀ろうとする〈死の商人〉のような企業もある。この結果、国外からも殺し屋や情報機関の工作員などが彼らを追って都内に侵入することも増え、しばしその護衛との間で銃撃戦に発展するケースもある。

〈統一歴〉世界ー〈帝国〉

『幼女戦記』の世界。

 魔法と20世紀前半のテクノロジーが共存する世界。つながった先は〈帝国〉”ライヒ”首都『ベルン』。

〈帝国〉”ライヒ”は列強国の中でも新興国家であり周辺国との領土問題や国境紛争が絶えなかったが約一年前に起きた北方の協商連合が領土侵犯を犯したことをきっかけに開戦。「この際有事における目の上のたん瘤”こぶ”をつぶしておこう」と宣戦布告し協商連合への本格的な戦端を開いた結果、協商連合の同盟国だった西の隣国〈共和国〉の参戦を招いてしまいそのまま周辺国を巻き込んだ〈大戦〉に発展した。

 

組織など

劇中に登場する組織や勢力などについて解説する。

自衛隊

 ご存知、日本の主権と独立を守る防衛組織。劇中で活躍するのは主に陸上自衛隊東部方面隊第1師団と特地派遣隊。

 多元都市成立の契機となった数年前の〈大災害〉時に装備や組織の欠陥が判明したことで、その改善が行われたため現実のそれとは装備や編成が異なっている。

 異世界から導入したテクノロジーや最新装備の数々により現実のそれより遥に精強で、最先端の装備を持つ軍隊になっている。

 異世界の脅威から東京と日本を防衛する役目を担っており、〈特地〉を始めとする異世界に前方展開することもあり、ウィルスにより死滅した世界の〈もう一つの渋谷・新宿〉に派遣され日本帝軍と共同作戦をとったりしている。

 また、異世界の軍隊とも頻繁に〈防衛技術交流〉の名目で訓練しており、国内に広大な演習場を持つ国の場合、積極的に実弾訓練をしに行っている。これにより従来までは北米のヤキマ演習場にまで行かねばならなかった実弾訓練に陸路にして立った数時間で行くことが可能になった。異世界への接続により訓練環境が充実し結果として練度の向上につながっている。

日本帝鬼軍

 ウィルスにより死滅した世界で生き残った人間をまとめ上げ、吸血鬼に抵抗する人間の軍事政権。

 帝ノ鬼という宗教団体が元になっており、呪術師の一族柊家がその中心となっている。呪術を武器として戦う軍隊。

 ゲートにより繋がったもう一つの渋谷と新宿を支配している。自衛隊や警察とは協力関係にあり上記の特徴から、妖怪や心霊現象からこの事件では共同作戦や捜査を行うこともある。

HCLI社

 世界的な海運企業だが、その一方で世界を股にかけた兵器売買を行なっている。東京からハイゲートを通じて繋がったさまざま異世界は新たな市場となった。

 アスティマータ新王国軍に地球製の中古兵器を提供していた他、〈帝国〉"ライヒ"の開戦以降、長期にわたる消耗戦で不足した兵器の供給を行っておりすでに帝国軍"ライヒス・ヘーア"の兵站における重要な役割を担っている。

 近年では自衛隊の兵站支援も担っている。

 本来アジア地域を担当するエージェントはキャスパー・ヘクマティアルだが、〈帝国〉"ライヒ"やアスティマータなどヨーロッパに近い文化圏の異世界国家も多いことから、ヨーロッパおよびアフリカ地域兵器運搬部門のココ・ヘクマティアルが召集されている。

イングランドCCAT社

 HCLI同様に異世界への兵器輸出を行っている企業。会社としての規模は小さい方であり、取り扱っている製品はライフルや携帯式ミサイルランチャーなどの小型武器。アスティマータ王国軍士官学校の生徒に各国の拳銃を護身用に売り込みに行き学校〈帝国〉”ライヒ”が開戦して以降は帝国軍に旧東ドイツ製のカラシニコフ・クローンを納入した。

 この他にも、様々な兵器売買を行う企業が東京に入ってきており、保安上の問題からそれらを護衛するオペレーターにも武装が認められている。


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