#ストライクウィッチーズ×#redEyes


種書き


開戦まで
ドラグノフ連邦とレギウム共和国が『ストライクウィッチーズ』の世界(1920年代末期~30年代)に(90年代の架空戦記のノリで)超常現象により転移する。
レギウムは周辺国(主に扶桑皇国)と良好な関係を築き、また経済の立て直しに成功するがドラグノフ連邦は失敗する。
 この影響で、不安と混乱の中で連邦国内にナショナリズムが台頭。
 旧ルーミス貴族に祖を持つ右翼政党が議会の主流となり政権を掌握する。

 実質的にネウロイとの最後の戦いとなった扶桑海事変以降、ドラグノフの不穏な言動が目立ち始める。
 ドラグノフは連邦新秩序の名の下にユーラシア一帯に巨大な共栄圏を気付くと宣言。各国に同調を求めるが当然真に受ける国なし。
 しかし、各国の自決を求める少数民族などに国の独立と、その後の共同体への参加を約束させ独立運動を軍事的に援助(実質的な民兵組織と言って良い民間軍事会社のオペレーターが軍事顧問や戦闘員として派遣されるようになる)。
 各国の軍は鎮圧作戦を展開。また、連邦軍のテクノロジーを脅威とみなした各国はレギウムから地対空ミサイルをはじめとする最新兵器の調達を開始した。

開戦

 1939年。、ドラグノフは「大ルーミス主義に基づく博愛精神による人道的見地により各国の独立派少数民族の保護」を名目に東西へ侵攻した。
 あまりにも杜撰な大義名分と開戦は世界中に衝撃を与えた。

1939年。対カールスラント本土侵攻戦にてドラグノフ軍は特殊強襲装甲装備SAA FR-F2バルメを実戦投入。この世界におけるSAAの威力は当初の予想を越え、カールスラント帝国軍の防衛線をことごとく突破してみせた。

同じ世界から来たこともあり、各国からの厳しい目にさらされたレギウム共和国政府は、国防軍の派兵を決定し、最初は統合レンジャー連隊。そして、その後1941年にはハメル大将を最高司令官とする派遣軍――通称第3軍の派遣が決定される。 

 航空戦

レギウムがドラグノフと対峙する連合国に対し、高高度迎撃用の防空システムのみしか供与できなかったのは単純に兵站輸送能力の限界及び、兵器製造力の問題である。

〈転移〉に際して、国土が極東に位置したレギウムから、主戦場たる欧州に兵器や物資を輸送するのは至難の業であった。当然輸送できる兵器の数も限られていたこともあり、戦略的な判断から連合軍にとって最大の脅威であり、迎撃する手段のない戦略爆撃機や音速戦闘機、巡航ミサイルへの対処が優先され、そうした貴重な高性能防空兵器を使用するには非効率的かつ費用対効果の問題から低空を飛行するCOIN機や戦闘ヘリへの対処は既存のレシプロ機や機械化航空歩兵が行うこととなった。

 スラング

redEyes ×ストライクウィッチーズ
ドラグノフ兵によるウィッチへの蔑称
その一例
「羽虫」


梗概

スオムス編

 ドラグノフによる西ヨーロッパ各国への侵攻。

 連合軍が組織され、共和国の隣国――扶桑皇国も派兵を進めていた。

 共和国は皇国や欧州各国に地対空ミサイルや対戦車ミサイル、自動小銃など兵器の供給を行っていたが、当然それだけでは世界各国は満足せず、ついに部隊の派遣が決定。

 しかし、国内世論も本格的な軍事介入を実行すべきという勢力とドラグノフと事を構えるべきではないという一派とで二つに割れており政府は慎重な対応を取らねばならなかった。

 やむなく、とりあえずの妥協点でショウザ・フラッグ、ブーツ・オン・ザ・グラウンド。主戦線である西ヨーロッパではなく北欧に軍の一部精鋭部隊を派遣することが決定した。

 主力は共和国軍の精鋭・統合レンジャー連隊、そこから抽出された一個中隊を派遣。指揮官は国防軍最強と言われる兵士アラン・クルサード大佐だった。

 部隊には多くの有望な兵士が参加していたが、その中には何人か気鋭の新兵もいた。

 レイニー・クルーガー、バロス・フォード、そしてクラナルド・ミルズの3人だった。

 派遣部隊は、スオミス共和国に上陸後、現地の航空基地カウハバに集合。

 そこで、各国から派遣されたウィッチからなる義勇飛行隊と接触する。しかし、エースと言われた穴拭智子をのぞいてメンバーは明らかに問題児ばかりだった。

>各国はレギウムのATLACより提供された広域SAMを装備しており、ジェット戦闘機や爆撃機はSEADを行わなければ浸透してこれない。レーダーに引っかからない低高度を飛ぶCOIN機や戦闘ヘリ、ヘリボーン部隊が戦闘機およびウィッチの敵である。


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