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日本
皇国との国土融合はあらゆる面に影響を与えていたが、経済格差の問題もその一つだった。日本の高度な技術力によって作られた製品は大量生産により皇国の内需を独占したが当然のごとく多くの手工業者潜在的な失業者とさせてしまった。これにより皇国内の治安は悪化しその影響は地続きになった日本にも及んだ。
こうした問題はいずれも皇国の存続にも関わることなので日本は皇国の大幅な関税自主権を認めた。
朝鮮人民共和国
日本と同じく複合転移を果たした国。国土は現在、東方辺境領の南南東に位置している。
帝国への兵器の輸出が主要産業となっており(その他朝鮮人参などの食品や銅像などの工芸品)、転移以前から比べて国民の生活水準は上がっている。
最近では帝国や、日本の資本が及んでいない地域から労働者が入ってくるようにもなっており、朝鮮人民軍兵士を安価な労働力として使う必要もなくなっていて、その経済水準や影響力はもはや小さな中国と言っても過言ではないレベルになっている。
また、密かに皇国内の反政府勢力に武器を供給しており、東洲内乱の時も多数の北朝鮮製と思われる武器が発見された。
通常兵器の他にも核兵器や弾道ミサイルの開発は転移以前よりもペースが遅くなっているとはいへ現在も続けられており日本をはじめとする披転移国家群にとって重大な驚異と認識されている。
帝国の皇国・日本侵攻時には多数の軍事顧問が派遣されていた。
欧州
欧州はアスローンより西側の山脈地帯を越えた先に位置している。
帝国の侵攻に備えて各国が共同防衛体制を敷いている。
イギリス
大協約世界の数少ない核保有国。
イタリア
旧地中海方面に面している。
欧州における大海軍国家の一つ。
オランダ
スイス
スウェーデン
中立国だが集団安全保障には同意しているので、紛争の調停や停戦監視は積極的に行なっている。
今なお、ノーベル賞を発表している。
チェコ
欧州において唯一の東欧系被転移国家で北朝鮮唯一の友邦。
ドイツ
フランス
大協約世界に数少ない核保有国。
軍事力で言えば陸海空ともに欧州最強と言っても過言では無いが昔のこともありあまり強いと思われていない。
ベルギー
世界的な銃器メーカーFN社があり、被転移国家のほか大協約世界各国に武器を輸出している。
大協約世界在来の国家
皇国
中世的な価値観が残っており日本との文化的な摩擦が起きている。
皇国では衛生事情の問題から感染症や寄生虫の日本への流入が懸念されている。実際に劇中でも直衛たちが診療所で検疫検査を受けるシーンがある。
経済の自由化が行われた反面。各所で混乱が発生し貧富の格差が大きくなっている。
帝国
通称〈ツァール〉
大協約世界最大の国土と人口を誇る超大国。大陸に跨る広大な領土を西から西方諸侯領、本領、東方辺境領の三つに分けて統治している。
かつて、「西方大遠征」の名の下にアスローンならびに西側諸国への侵略を行うもの撃退される。
「西方大遠征」当時、北朝鮮による兵器供与や軍事顧問による指導などの援助により装備並びに編制が近代化されていた。しかし、最新兵器を有する西側軍には無力であり、空軍の精密爆撃により司令部並びに物資集積所を破壊されたために敗退する。
アスローン諸王国連合
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