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魔法少女まどか☆マギカAnother World

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2021年11月の記事一覧

ルビーのように紅く透き通るような底無しの瞳/程よい長さに切られた白い髪/白い肌-まるで無垢な白兎。

藤川
2年前

僕たちが最初にこの星の地表に姿を現した頃、個体数はそんなに多くなかった。まず契約する前に生き延びる必要もあったから食料を手に入れるために狩りをした。
生き物を殺したのはこの時が最初だ、武器を作り罠にはめることを覚えたのも。

藤川
2年前

「人間は過去を懐かしみ、未来に希望を抱く。
しかし僕たちインキュベーターにとって過去が既に過ぎ去った事実であり、未来はある程度予想こそできるが、不確定なものでしかない」

藤川
2年前

インキュベーターはこの呪いと魂の分離そして肉体への回帰システムを「魔女を繰り返して生み出す=エネルギーを何度も回収することができるシステム」として、気にいっている。
このため別に廃止するつもりなど毛頭ない。

藤川
2年前

"Another World"における独自の魔法少女のシステムー魔女の誕生とともに魂と呪いを分離させ、魂を肉体に回帰させるこのシステムはインキュベーターの体細胞に組み込まれたものである。
つまりこのシステムを停止させようとした場合、インキュベーターそのものが消滅しなければならない

藤川
2年前

キュゥべぇ
「人間同士の殺し合いと言うものは、同族を決して殺さない僕たちから見れば理解に苦しむが意思を統一することができない故のやむを得ない結果だと思っている。だが、その一方で人類が文明を発展させる上で大きく役立っていることを考えるとそう悪くはない」

藤川
2年前

-2当初はごく稀に見られる精神疾患=感情に目覚めた1個体がまどかの意思に共感し、彼女に代わり戦い続けることを選択した。というものだったが、はっきり言ってキュゥべぇらしく無いのでボツしにした。

AWの原点はコミカライズ版「まどか☆マギカ」でマミと まどか のやりとりを見て「どうして彼女(まどか)が戦い続けなければならないのか?」と感じたからだった。
これが、#QB擬人化 のコンセプトと結びついた。1-

藤川
2年前

個であり全体。それこそが僕らインキュベーターだ‼︎

藤川
2年前

(第二部8章)
「着いて来てくださるのですか?久兵衛様」
「ああ、君達一人一人が選んだ道に寄り添うのが、この時間軸における僕たちの役目だからね」
「よろしいのですか?本当に...」
「僕は後20年で廃棄される個体だ、君1人について行ったところで全体に大して影響は無い」

藤川
2年前

キュゥべぇは彼女の両肩に手を置いた
「静香」
「は、はい。久兵衛様」
そのまま跪き目線を彼女の背丈に合わせた。そのまま、問い続ける。
「君は僕を信じるかい?」
「はい。私は久兵衛様の御恩を忘れません、信じ続けます」
「忘れないで、君が信じる限り、僕達はそれに応え続けるから」

藤川
2年前

まあ、僕が言うのもなんだけど、再契約するなら早めにした方がいいよ。魔女は生み出した本人の負の側面そのものだから、君に縁のある人物を狙うはずだ。君の家族や友人が危険にさらされる前に新しい願いを決めておくことをお勧めするよ、さやか

藤川
2年前

AW(#QB擬人化)版「かずみ☆マギカ」の主人公は、原作に登場した再生インキュベーターのジュゥべぇ。本作では彼も擬人化されています。
 彼は原作通り感情を持ち独立した意識を持つインキュベーターであり、性格やキャラ付では少年漫画に出てくるような正統派主人公です。

藤川
2年前

彼女らの多くは、今までただの少女に過ぎなかった。 しかし、契約し「魔法少女」となった事により〈兵士〉のように生きるしかなくなった。 魔女の結界、そして灯りの届かない夜の街の片隅が、彼女らの戦場であった。