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本屋さんに行くこと

本屋さんに行くのが好きだ。
ふだんは敬称略だが、これは本屋さんへのラブレターなのでここでは本屋さんと呼ぶことにする。

ちょっと疲れた仕事の帰り道。

休みの日の散歩道。

待ち合わせまでの十数分。

アイデアが欲しいとき。

英語の勉強をしたくなったとき。

推しが載っている雑誌を求めるとき。



わたしにとって、時間や心のスキマを埋めてくれる存在は本屋さんだ。

中古や図書館の本もたまに手に取るけれど、やっぱり真新しい本が好きで。

家から徒歩20分圏内に3件もの本屋さんがある。
これも本屋さんを特別に思う理由のひとつかもしれない。

本屋さんにいくと、一生のうちでここの全ての本を読み切ることはできないんだろうなあと寂しいような不思議な気持ちになる。
(読書家というわけでもないのに)

本屋さんにいくと、こんなふうに本を自由に見て気に入ったものを買えるのは当たり前のことではないのだろうし、この時間を奪われたくないなあと考える。


本屋さんの数はどうやら減少中のようだ。
このデジタル時代、無理もない。

わたしが生きている間にこの贅沢な当たり前がなくならないでと切に願う。

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