『ELLE Japon』2014年12月号付録の手帳Quo Vadis Business Prestigeを10日間使ってみた感想

明後日28日には1月号が発売され、12月号は店頭からなくなってしまうのですが……。
とはいえ、中身は通常販売されているクオバディス ビジネスプレステージとほぼ同じなので、その使い心地としてご参考になれば、と思って書きます。

●いいところ
・ページ右隅に、使用中ページをすぐに開けるようにする切り取り線がある:測量野帳を使って手帳を自作していたときは、毎週すみっこをハサミで切り落としていたので……。あらかじめ切り取り線が入ってるの、便利ですね。
・表紙のデザインがかわいい:洋書のようで、机に置いてあるのを見るのが幸せになります。マットPP加工で手触りもサラサラして気持ちいいです。
・持ち運びやすい:文庫サイズ、厚みも1cm程度で、メモ帳感覚で持ち歩けます。
・週間スケジュール(バーチカル)に30分の目盛りがある:私は週間ページを作業記録用に使っておりまして、その記録を30分単位で行っているため、目盛りがあるに越したことはありません。
・週間スケジュールに月齢が印刷されている:特に月齢を意識して暮らしているわけではないのですが、興味を持ったときに確認ができるのは良いなと。
・紙質が良い:かなりインクの出が良い万年筆で書いても、裏抜けしませんでした。裏写りも全く気にならないレベルでした。

●だめなところ
・開きにくい:これはハードカバー製本のこの付録だからかもしれません。押さえながら書かなければいけないのでとても面倒です。
・年間スケジュールに祝祭日が印刷されている:ただでさえ狭いスペースがさらに狭くなり、何も書けなくなっています。
・土日祝日が見分けづらい:平日と色が同じなので、感覚的に把握することが難しいです。
・週間スケジュールのDominanteが狭く、日によってスペースに差がある:自作手帳にもDominante欄(その日の主要イベント等を書き込む欄)を付けていたほど、私にとっては必要なのですが、365日中の何日目か、各国の祝祭日、加えてELLE JAPONの発売日まで印刷されており、ほとんど書くスペースが無い日もあります。
・週間スケジュールが線で区切られていないため、日の境目がわかりづらい:全般的に視認性が低いです。

●まとめ
もともと12月1日からは「ほぼ日手帳」を使うつもりでいたのですが、少なくとも、ほぼ日手帳をやめてこれを使い続けよう……とは思っていません。
私はクオバディスのビソプラン(月間スケジュールのみの薄いタイプ)も使ってみたことがあるのですが、どういうわけか使いづらく、1ヶ月半ほどで使うのをやめました。
ですので、そもそも私がクオバディスの製品と相性が悪いのかもしれません。
もちろん、同じクオバディスでも、私がまだ使っていないエグゼクティブなどは、使い勝手が良いのかもしれませんし、何年も愛用している友人もいます。
もしご縁があれば、試してみたいなぁと思ってもいます。

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