運要素を排除する為の読み合いとの付き合い方

例の如くチラシの裏シリーズ。
合ってるかどうかの責任は持たない怪文書なので悪しからず。

◎前回記事https://note.com/shikigekkouga/n/n47fb0ca61bee

◎読み合いを減らす事について
「読み合いを減らす」という言葉がある。
曖昧な表現ではあるが、これは読み合いをせず押し付けろというわけではない。
これは相手が読もうとしているタイミングで確証の無い攻撃を振りにいったり不用意な拒否目的の行動をしない事と同義である。

何故このような事が言えるのかというと、具体的な理由はいくつかある。
まず、相手が読み合いを仕掛けようとしているタイミングと完全に同時にこちらも読み合いを仕掛けようとした場合、相手の手札がこちらの手札よりも相性的に優れていた場合、必ずこちらが負けるのである。
わかりやすい例を挙げると、例えば発生の速い技と遅い技を同時のタイミングで出した場合、発生の遅い技を出した側がいわゆる発生負けという状態になって必ず撃ち負ける。
もう一つは武器判定の技(もしくは無敵判定ありの技)を使ってきた相手に対して、生身で殴る技を使った相手は判定負けするという構図で、これも技の相性によって負けているといえる。

身も蓋もない言い方で言ってしまえば、これらは噛み合わなければ運ゲーであり、相手の読み合いのタイミングに付き合い続ける立ち回り方は勝率が安定しない戦い方ととれるのではなかろうか。

では読み合いを減らすにはどうしたら良いのか?
明確な答えはこれだ、というものは存在しないもののそれに近い方法は無い事は無い。
ここからは個人的な考え方を挙げていく。

これを紐解くのに必要なのは「時間を区切る」という考え方である。
画面を見る」という言葉にもこの要素が含まれている。

まず、大雑把ではあるが相手が択を切る前後の時間を分けていく。
A:相手が択を切る前
B:相手が択を切る
C:相手が択を切った後

という形で、3つの時間に分ける。

先程相手の読み合いのタイミングに付き合い続けずに立ち回るにはどうすれば良いかという話をしたが、結論から言ってしまうとなるべくここで言うAとCのタイミングでこちらのやりたい技を出せばいいのである

特にこれはニュートラルでは優先したい考え方で、不確定要素が多いニュートラルゲームにおいてはなるべく先出しか後出しで潰す意識をつける必要があり、それを行う為の様子見の行動をしていくことが安定につながるのではないかと考えられる。
また、ニュートラルゲームの場面に勝利をして有利展開を作ったのであれば、強気の読み合いを仕掛ける事もしやすく、ここで言うBのタイミングで読み合いを仕掛けてもニュートラルゲームでBを狙いに行くよりも読み負けした時のリスクが少なく済む。

AとCに関してだが、これは技の前隙や後隙を狩る事だけでない。
そもそも技を出す前、すなわち相手が手札を切る判断をする前の動きを狩ったり、技の後隙が終わった後に行う相手の動きを狩るイメージで意識配分をしていくと相手の動きも制限しやすくなり、ゲームの主導権を握りやすくなる。
繰り返しになるが、これは相手と真っ当なじゃんけんをするのではなく、大まかに例えると
「相手がじゃんけんする準備をする前に、対処しづらい行動で奇襲をかける」
「相手がじゃんけんをしようとしているところを見てから後出しで殴る」

というイメージになる。
(実際はもう少し良い例えになりそうだが)

これ以降に関してははまだ考え方が固まっていないので、気付いた事が出て来次第随時加筆していこうと思う。

※ここまで自分のメモのコピー

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