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【エッセイ】あゆみむの感じたり考えていること

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ライターあゆみむの、日々の心を書き留めた忘備録。ジェンダーレス、ノンバイナリー、発達障害グレーゾーンADHD/ADD、人が苦手で人が好き。一瞬の記。随想録。
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#生きづらさ

自己犠牲混じりの優しさだったけど、大切すぎる時間でした

辛い状況があったとして。その先も生きていくには、当然その状況をなんとかして乗り越える必要がある。その時、必要な分だけ人の手を借りたほうがいい。借りないといけない。いくら強調してもしすぎることはない。 自己破産に向けた最後の打ち合わせ台風19号の前日、私とパートナーは管財人面接のため弁護士事務所に出かけた。私たちは女性同士の同性パートナーで一緒に暮らしている。昨年12月まで心理カウンセリングの会社を共同経営していたが倒産せざるを得なくなり、同時に彼女自身も自己破産申告をする。

家族や恋人に、noteのあなたを見せられますか

半月ほど彷徨い続けていた思考が落ち着いてきて、話し合いも進んできたのでnoteに少しずつ書いていきたい。書けなかった分、感情と情報とたくさん混線して渋滞を起こしている。 まだ混乱しているので分かりにくい部分も多いと思うし、ポジティブにまとめる気遣いをしている余裕が無いのでごめんなさいなんていう余計な保険をかける自分にも、飽き飽きしている本当は。 ずっと「生きづらい」という言葉の手触りが気に食わなかった。だって生きられているから、別にいいよね?そんなありふれた自虐精神にはし

一歩一歩、厳しい世界に近づいていた。

弱音を吐くには早すぎるかもしれないけど。私は早くもつらくなっていた。これを書ている時点で自覚して踏みとどまったので安心してほしい。でも、私はきっといくらでも、慣れ親しんだ厳しい世界の引力に引き寄せられてしまう。毎回、はやく自覚して足を止めないといけない。 *** 嫌われたくない先日、イベントの告知記事(続編)をなんとかまとめた。なんとか早く出そうとして私にしては短時間で作ったこの記事から、魂が抜けていたのではないかと不安になった。 「最後に」のパートだけは抜けていない自

マイノリティの生存戦略。「みんな」に背を向けて。「わたし」と「あなた」をたいせつに。

「マイノリティ」って響き、悪くない。むしろ、他とちがってかっこいい。ただ、自分が平均値から外れていると、マジョリティよりも苦労することもある。左利きの人ってさ、左利き用のはさみ、どこで買ってるの? *** おはようございます、原口あゆみです。昨日はこんな記事をお送りしました。4年前に書いた、ちょっとやんちゃな言い切り系。 自己肯定感が低く、意識の高い就職活動生へ。「社会を見る」「経験を積む」ためだけの新卒入社は人生の無駄使いかもしれない。 そしたらなんと、まさに就職活

私の病気のような活力のようなもの

不和が怖い。どうしても怖い。相手に怒ってほしくない。機嫌を直してくれるためだったらなんでもする。私、不和の世界では生きていけないから。 *** 彼女と私の「仲良しワールド」先日パートナーとの会話で、こんなことがあった。私たちの運営している天然石作品ショップの、ある商品掲載について話していた時のこと。 私「ちょっとだけ(石の)効能を書いちゃってるんだけどね」 パ「え、効能?書いていいよ。っていうかむしろ書いてほしいよ?」 私「あれ?効能はあえて書かないんじゃな

毎日note健康生活。

noteには「毎日更新」とか「毎日note」とかいうハッシュタグがあって、多くの人に使われているようだ。私も使わせてもらっている。 いわゆる「毎日更新」という行動は私にとっては重荷に感じるほうで、最初そのタグをつけた時はちょっと勇気がいった。でも、実際始めてみると、noteはとても書きやすくて、結局毎日楽しく書いていた。 それでもやっぱり、書けない日も発生した。 忙しかったからというより、書く精神状態にならない、という方が正しい。書きたかったネタは頭の中にあるけどそ