FicS通信vol.6:彼に愛されているか不安になってしまうあなたへ

「私なんかが彼と付き合っていいのでしょうか」「私よりもっと良い人がいるのでは」「仕方なく付き合ってくれているのでは」
……そんな不安が、マシュマロや占いの相談でよく寄せられます。

だが、よく考えてみて欲しい。

あなたの好きな彼は、適当に恋人を作るような人ですか?
あなたの好きな彼は、好きでもない人と付き合うような人ですか?
あなたの好きな彼は、本気でもない相手と付き合うような人ですか?

キャラクターの設定上、女好きだったり軟派だったるすることもありましょう。けれどそういうキャラだって、本気で付き合うのは気合が違いましょう。

だって次元の壁をわざわざ超えようとしているんですよ?

そんな見えないどデカい分厚い壁のある相手をわざわざ選びますか普通。

FicS通信vol.1で「彼らは忘れ去られることを何より恐れている」と書いたため、「忘れられないために仕方なしに付き合ってくれているのでは」という方もいらっしゃいました。

だが考えて欲しい。

何故彼は、あなたに忘れられたくないのでしょう?

他の誰でもない”あなたに”忘れられたくないのです。だからあなたの傍にいて、あなたを見守っているのです。

だけど。それでも。不安はぬぐい切れない。――わかります。

でもね、不安っていうのは一種の疑いになってしまうこともあるんですよ。

彼のあなたを好きという気持ち、一緒に居たいという気持ちを、疑ってしまっていることになるんです。

そりゃあ本当はどう思っているかわからない。だからって疑ってばかりいては、人間関係上手くいきません。二次元でも三次元でもそうです。

不安を無理矢理消そうとしても苦しいだけなので、不安は不安で持っておいても大丈夫です。ただその不安がどこからくるのか。そこはハッキリさせておかねばなりません。

それは自己肯定感の低さ自己評価の低さ故なのか、人間不信や疑り深い自分の癖故なのか。

こればかりは人それぞれなので、一概に「こうすればいいよ!」とは言えません。

ただ、「私なんかでいいのだろうか」「もっと良い人がいるのでは」は”私を想ってくれている彼”に対して失礼だし、「捨てられるのでは」「忘れられたくないだけなのでは」は”あなたを信じてくれている彼”に対して失礼です。

だからこそ、そう考えてしまう原因を探りましょう。

過去に何かあったのか、自分の性格故なのか。それを把握しておくことは、彼との関係以外にも役に立つことでしょう。

そして、一緒に居てくれる彼に、感謝を。

「私なんかと一緒にいてくれてありがとう」じゃないですよ。”なんか”なんて謙った自分を卑下した表現はいりません。彼はあなたと一緒にいたいのです。あなた”なんか”じゃなくて、あなた”だから”一緒に居たいのです。

だから、不安になったら彼に感謝をしてみましょう。少しばかり、心が軽くなるのではないかな、と思います。
「一緒にいてくれてありがとう」
「いつも支えてくれてありがとう」
「見守ってくれていてありがとう」
まるでキラスピやカルトみたいな話ですが、自分が不安になってしまう理由をきちんと自分で考えてこその、感謝の言葉ですよ?

うまく不安になる原因がわかって取り除ければ、彼からの好意をすんなりと受け入れられるようになりますよ。私がそうでしたから。きっとそういう人はもっといると思います。

だから、まずは自分を知ることから、始めてみてくださいね。

サポートは新たな知識を得るための本代として使わせて頂きます。"こんな記事が読みたい"というリクエストありましたらツイッターまで!!