見出し画像

FicS通信特別編:自分のキャラクター化を本気で取り組んでみる

下記の記事に「自分のキャラクター化」ということについて少し述べたのですが、なかなかに反響が大きかったのでもっと具体的にやり方を解説していこうと思います。あくまでも”私のやり方”ですので、合わない方もいらっしゃるかもしれないことをご了承ください。

上記の記事より一部抜粋。

二次元との恋愛は基本的に自分の中で完成し自分の中でだけ完結します。何せ夢ですから。自分以外の誰かに認められなくとも良いのです。逆に押し付けもダメです。だって夢ですから。
ではその夢において何が必要でしょうか。相手は既にいます。そして自分がいます。本来ならこれで十分なはずです。ですが両思いになるビジョンが浮かばない。その理由は何故でしょうか。
それはご自身の事をご自分が理解できていないからではないかと推測します。勿論これは私の個人的な考えですので当てはまらない人もいると思います。でも結構そういう方は多いです。自分では理解できていると思っても実は他人から見たキャラクター像と自分で思うキャラクター像が全然違っていたりね。
この辺の話は自己肯定感や自己評価の話とも繋がってきます。私がたまにツイッターで呟いていますがこれらは非常に重要です。ですが自己啓発なんて堅苦しそうな面倒臭そうな話は今は置いておきましょう。
簡単です。「自分を二次元のキャラクター化したときどんなキャラクターになるかをどれだけリアルに思い描けるか」という話です。
容姿外見から中身の性格長所短所、身体的特徴や癖など、どこまで細かく設定できるでしょうか。
少なくとも相手と同じ情報量は欲しいところです。でなければ空虚な虚像を相手は愛することになってしまいますが中身のないものを愛せというのはなかなか無茶ぶりです。

簡単なやり方については記事をご覧ください。

この記事ではもっと深いやり方(他の性格診断や占いなどを活用したやり方、自分という人間を深く知る方法)について書いていきます。

1.自分を知るためにツールを活用する

私がツール活用をした自己分析を始めたのは、就活のためでした。けれど結果的に、キャラクター化・自分のアバター、彼との恋愛に非常に役立つことになりました。なのでまずは、それをお勧め致します。

この作業は、自分のステータスを正しく把握するための作業です。

私は有料無料問わず、いろんな手段で自分を視てもらいました。
西洋占星術・数秘術・紫微斗数・手相・マヤ歴・宿曜・姓名判断・帝王学・カラーセラピー・四柱推命・ストレングスファインダー・16パーソナリティズ・ウェルスダイナミクス・エニアグラム・その他ネットでできる性格診断をたくさん。

以下に一部のサイトのリンクを貼っておきます。

さて、やり方です。

まず、これは一つの結果にこだわらないでください。ある程度いくつかの診断を受けた結果を集めて、そこから自分を導き出していきます。上記にあげたサイト以外にも「占い」や「性格診断」などで検索すれば結構出てくるので、気になったやつをどんどんやっていきましょう。もちろん結果はちゃんとメモってくださいね。でも全部細かにメモしなくて大丈夫です。性格に関するキーワード(真面目、とか、大雑把、とか)を、当たっているもの当たっていないもの関係なくメモを取ってデータを集めていきましょう。

集まったら、それらを見比べて共通項を見出していきます。まず例として、私の西洋占星術での結果がこちら。「→」が自分で思った事や分類です。

研究・探求を好む →自覚あり
鋭い観察眼を持つ →友人に言われたことあり
分析能力に優れる
教育・社会の改善を求める傾向
精神的能力が高い →スピリチュアル
変わった価値観の人が集まりやすい →自覚あり
指導者に向いている
真面目
勤勉 →真面目
努力家で意欲的 →真面目
ストレスが身体に影響しやすい →繊細
自由人
怠惰 →自覚あり

次に数秘術で見た結果です。

親切
家庭的
献身的
穏やか
潔癖 →繊細
頑固 →友人に言われた事がある
わがまま →頑固
怠惰 →自覚あり
優柔不断
飽きっぽい →自覚あり
忍耐力がない →飽きっぽい
競争を嫌う
ルーチンワークが苦手 →飽きっぽい
変わり者 →自覚あり

もう一つだけ。次は手相です。

運が強い →悪運は強い
心が不安定 →繊細
頑固 →友人に言われたことがある
真面目

以上3つの結果から、案外共通点が出てきましたね。
「真面目」「頑固」「繊細」です。
そして自覚のある「飽きっぽい」「変わり者」。

違う視方をしたのに、案外共通点は出てくるものです。そこが肝になります。

まず「真面目」について。私はずっと自分を不真面目だと思ってきました。妹が私以上に真面目だったので、妹レベルじゃないと真面目とは言えないと思っていたのです。けれどこれだけ「真面目」と突きつけられたので、友人に聞いてみたところ、「真面目だよ」との答えを貰い、そこで初めて、私って真面目だったのか!と気づきました。

次に頑固。過去に一度だけ友人に言われた事があります。果たして頑固だろうか。ここで考えるのは、「全部のことに対して頑固になっているかどうか」ではありません。「自分が頑固になるとしたらどんなことだろうか」を考えます。確かに「こだわり」は持っていました。そこは譲れないこだわり。譲れない、ということはつまり「頑固」とも言えます。

そして「繊細」。大雑把な自分がそんなわけないだろう、と思ったのですが、大雑把な人間が細かな失敗を気にしてくよくよするでしょうか。精神を病んでしまうまで何かを溜め込んでしまうことがあるでしょうか。多分本当に大雑把な人っていうのはそんなことないのでしょう。私は無意識に、「繊細」だったのです。

こんな風に共通項についてじっくりゆっくり考えていきます。もちろんどう考えても当てはまらない項目は「当てはまらないな!」ということでポイしましょう。

この分析である程度、自分の性格の軸となっている部分が炙り出せたと思います。それでは次の段階へ進みましょう。

2.友人や周りの人に自分の性格ってどんな感じ?と訊いてみる

これはもう人海戦術です。私は友人に一斉に「就活のため自己分析を手伝ってくれ!」と正直に尋ねました。私ってどんな性格?と。
返って来た答えが以下。

ミステリアス
繊細
優しい
好きな物事に対してテンションが高い
クール
一途 →真面目
聞き上手
我が道を行く
サバサバしてる
決断力がある
細かいとこに気が付く →繊細
効率重視
結構情熱家
しっかりしてる
さっぱりしてる
約束とか破らない →真面目
慎重 →繊細
考えすぎ →真面目
人見知り →繊細
気を遣う

友人からの評価、というのは当たっていようがいまいが、その人からはそう見えているという意味で自分の側面ということになります。

そしてここでも単純なステータスに分類していきます。また出ましたね。「真面目」と「繊細」が。どんだけ真面目と繊細なんだよ。自覚が無さ過ぎる。

ここで、「自分は友人の前で猫被ってるから」とか「気を遣ってるから」とか思うかもしれませんが、その猫かぶりも気遣いもあなたの一面であることに違いはありません。切って捨てずに、「そういうふうに見られているんだ」ということを覚えておきましょう。

3.本当の自分とは

まず私が自己分析を始める前に思っていた自分というのはこんなキャラクターでした。

面倒臭がり、不真面目、変わり者、効率派、大雑把、飽きっぽい

しかし分析した結果、少しばかり変化しました。

真面目、繊細、優しい、個性的、面倒臭がり、直感的、頑固、飽きっぽい、怠惰

ここでいくつか気づいたのは、「不真面目=怠惰」だと思っていた節があったことです。けれど「怠惰」と「真面目・不真面目」は別項目のステータスであって、怠惰だけど真面目というのは成り立つ、と気づきました。
他には「優しい」「直感的」「頑固」という項目が追加になりました。自分で考えてみて納得がいったので、追加になりました。

僅かな違いですが、自分のステータス変化、というのはかなり大きな違いに思えます。「他人からこう言われた」「分析結果がこうだった」それらが自分に当てはまっていないと思っても、「もしかしたらそういう面があったりしないだろうか」と考えてみてください。それでも無ければ無いで良し。気づけば「状況によってこういうこともある」と項目を追加すれば良し。

こうしてどんどん自分をカテゴライズしていきます。

4.自分をキャラクター化する

3までの作業で、自分のことが良くも悪くもわかったと思います。中には向き合うのが辛いステータスもあったことでしょう。でもこれで、キャラクター化する準備はバッチリ整いました。

漫画やアニメ、小説、ゲームのキャラクターは何故あんなに魅力的なのでしょう。あなたは何故、彼というキャラクターを好きになったのでしょう。

「○○という面もあるけど時折●●な面が出る」「△△なように見えて実は▲▲」という”意外性”や”二面性”というのは、キャラクターにとって非常に魅力的な部分になります。

私の場合ですと、「真面目」なのに私生活は「怠惰」、とかね。

プラスの要素とマイナスの要素は表裏一体。組み合わせてしまえば魅力的な部分になり得ます。

3までの項目でやってきたは「性格」についての分析でした。
性格以外にも、得意不得意・特技・好物・嫌いなもの・苦手分野などをどんどん上げていきましょう。その中で「性格の〇〇というステータスを持っているからこれが得意」とか「性格が△△な面があるからこういうのは苦手」など理由付けできるとよりそれらしくなっていきます。

5.彼は自分のどこを好きか

自分がキャラクターとしてある程度成立したところで、彼は一体自分のどこを好きになってくれそうかを考えましょう。

「彼は性格が〇〇だからこういう対応をしてくれる相手と相性がいい」とか「彼は△△なので自分とは異なるタイプに惹かれる」とか。

これは公式で情報が出ていればそれを参考にすればいいし、そこまで情報がなければ自分なりに彼らしい理由を探していきましょう。
彼らしい理由を探すには、彼というキャラクターもきちんと把握していなければなりません。もしここで躓くようなら、彼のキャラクターについても熟考してみましょう。

6.自分の外見について

中身のキャラクターはこれでできました。あとは外見です。

外見については、「自分の理想像」をベースに「本当の自分」との間をとるのがおすすめです。

やっぱり彼の隣に立つ者として、美人で在りたい。そう思う事でしょう。

けれど美人でなくとも、彼はあなたを好きになってくれたのですから、それなりの理由はあるはずです。

それに、二次元の世界なんてモブですら美形や可愛い子ばかりです。ある程度美化したって平気です。二次元なんだからそれくらい許されます。

性格と同じで、”完璧すぎる”というのはあまり魅力的ではなかったりもします。ある程度整っている。でもコンプレックスが少しばかりある。それくらいがちょうどいいのです。
自分では一重なのを気にしているけど、彼は目が小さめの方が好き、とか。頬にホクロがあるのが嫌だけど、ぽつりと浮いたそのホクロが可愛い、とか。

自分をキャラクター化したときに美人過ぎる!と感じたなら、どこかにコンプレックスをいれましょう。中にはコンプレックスの無い人もいますのでそういう方はそのままのあなたで。そうでないかたも、キャラクター化したあなたに自分のコンプレックスをちょっと控えめにして投影してしまいましょう。

以上!

これで、あなたのキャラクターは完成です。お疲れ様でした。

もしもっと知りたいことがあるんだけど?!という場合はツイッターのマシュマロからどうぞ。

サポートは新たな知識を得るための本代として使わせて頂きます。"こんな記事が読みたい"というリクエストありましたらツイッターまで!!