2024.08.08 ゆめみてたのわたし
ゆめカワぶった日記でも書くか
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あのね、
好きな人がいたの。
むかしは、その好きな人に振り向いてもらえなかったら死んでもいいと思ってた。
でも、自信がなくて、好きな人と全然話せなかった。
可愛くなるための秘訣見たり、愛されるためにはどうすればいいかいっぱい考えたりしたの。
でも、その人を前にすると緊張して動けなくなって上手く笑えなかった。
何も出来なかったの、わたし
そんなことしてたら、すぐに卒業の時期が来てその人とはもう会えなくなった。
その人のことを今でも引きずっちゃってるわたしだけど、その人とどうしたいとかは別にないんだよね。
好きな気持ちだけで満足してるっていうか、憧れのあの人に手を伸ばしているわたしがいるってだけで満足っていうか。
ていうか、わたしなんかがあの人と一緒に居れるわけないんだよね。
そう思ってわたしを納得させる毎日です。
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でもなんだか、あの人という生きがいを無くしてから、何のために生きていいのか分からないの。
あの人とは絶対付き合えないんだ、って思うようになってから、じゃあわたしは何のために可愛くなるの?とか何のためにバイト頑張るんだろうって思っちゃって。
そんなこと考えても意味ないって分かってるんだよ。だって、可愛くないわたしをみんなに見せるわけにはいかないし、バイトしないと遊ぶお金なくなっちゃうし。
でも朝起きてメイクしてる時とか、バイトに向かってる時とか、そういう何気ないタイミングでずーんと考え込んじゃう。
こんなのおかしいよね?おかしいって分かってるけど誰にも言えない。
たしかに死んでもいいって思ってたよ、それだけ大好きな人だった。
でも好きだっていう気持ちが叶えられなかった事以上に、私の毎日に目的がなくなっちゃった事が私をそうさせてるんだと思う。
ううん。それだけじゃない。わたし後悔してるんだ、あの人に告白しなかったこと。
無理でもいいから告白して、はっきり振られて、きっと泣いて、でもそうしたら次に進める。
わたしはそれが出来なかった。無理だと分かってるものに突っ込んでくだける勇気が出なかった。
後悔するのはラクだよね。だって過去の自分に説教するだけでいいから。
過去の自分に同じことを言っても、絶対にまた同じことを繰り返していただけだと思う。
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ねぇ、わたしどうしたらいいと思う?毎日こんな考えがループして抜け出せないの。
とにかくやる事やるしかないって分かってるんだけどさ、思考がぐるぐるしてるうちに体ががんじがらめになって動けなくなるの。
思考の先に答えがあって、それを見つけるまで動かない方がいいとすら思っちゃう。
そんなことしても何も変わらないのにね。バカなわたしの頭で考えたところで何も変わらない。
でもこんな事誰にも話せない。バカげているし、動く以外で変わらないって分かってるから。誰に話したところで困らせちゃうだけだよね。
結局わたしは考える事に逃げているだけなのかもね。考えている間は動かなくていいから。
楽しい事以外の全てに疑問符を付けて、なぜなぜ期の子供のように退行し、全ての責任から逃れたがっているだけであって、ニヒリズムのような立場を気取り、そうした状態にある自分を肯定するのはもう辞めたいよ。早く前に進みたい。でも今のわたしにはそのための推進力がない。何で頑張るのか、頑張った先にある輝かしいものを信じられない、そう考えてしまうため何も出来ない。
もういっそ、前に進む事を目的にしてしまおうかな。目的のために行為するのではなく、行為そのものを目的化してしまうという試み。一歩進むために足を出す。
何だかばかげているように思えてくるよ。目的地は分からないがボートを前に進めるためにオールを漕ぐ、というのは水上でどこかに行かないためにアワアワしているだけでずっと苦しいだけなんじゃないかな。いや、もしかしたら陸が見えてくるのかもしれない。でもどこだか分からない陸に上陸してそこを生涯の住みかとするのは怖いなぁ。それも目的地を設定せずに舟を漕ぎ出した者への仕打ちというものなのかな。
というか、そもそもわたしが設定する「満たされている状態」ってどういうものなんだろう。わたしはなにをしたら人生がアガリだと思っているんだろう。そこがわたしからは全く見えてこない。好きなあの人と付き合えたらそれで満たされている状態?その人と結婚できたらアガリ?
幸せとは何かを問うてる訳だから雲をつかむような話をしているとは思うんだけど、やっぱり考えずにはいられないよ。
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もうわたし、一生このままなんだろうな。。。
だからね、この世界を滅ぼすことにしたの。
だってわたしが幸せになれない世界なんていらないもんね。
まず手始めにママに言って明日渋谷に大型トラックを33457928790台も空から降ってきてもらう事にしたの。
こんな世界はもう終わり。私と一緒に果てない夢を見よ?
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