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人生の偶然性

こんにちは!士載です!

今日は、「人生の偶然性」と題して
書きたいと思います○

私は、高校生の頃、
「部活と学業の両立」を目指して、
母校の高校へと入学したのを
覚えています○

けれど、私は、自分が
「GBS(ギラン・バレー症候群)
(もっと細分化するとPPS(ポリオ後症候群))」で
あるということを知らずに、高校生活を
過ごしていました○

GBS(もっと細分化してもPPS)の、まぁ、
データが集まって、治療法が確立したのが、
2000年頃です○

私が、高校生の頃って、、
PPSの症例が報告されて知っているのは、
所謂、「中央の先生方」だけであっただろうし、、
「田舎の町医者の先生方」の殆どは
知らないであっただろうという時代です○

私としては、「部活と学業の両立」を
精一杯やっているつもりでしたが、、
どうしても疲れ易く、
勉学の方が後回しになっていました○

なので、私の亡父は、
「お前、勉強する気がないだろう。。」と
判断し、私が高2の頃に、
「現役で国公立大学に受からなかったら、
高卒で就職してもらう!」ということを
宣告されてしまいます○

まぁ、子供の立場って、親から
「投資価値がない」と思われて
しまったら、どれだけ希望を強く
言っても、出来ないわけです○

なので、部活引退後、
残り8か月で、北陸の私立工業大学に
「公募制推薦枠」という名の
「中程度の学力選抜」に年内に受かって
滑り止めにし、tpuへ受験するという
「受験戦略」を自分で立案し、、
「学習塾」という「金」のかかるものに
頼らず、、ちゃんと、現役で両方とも
受かったというのは、自分でも上出来だと
思います○

そういう、大学入学までの過程だけでも、
「十分に凄まじい経験」だったと、私は
思っているのに対し、、
社会に出てから特に、20代、30代の頃は
顕著でしたが、、
「偏差値が高い文系4大勢」から
「いわれなきマウント」を受けることが
多くて、本当に悔しくて、腹が立ちましたね○

そんな中、「日本の大学全部行った男」にして
「大学コンサルタント」の山内太地氏の
ユーチューブ動画の中での言葉に、去年に
なってから出会って、本当に救われる思いが
しました○

「日本の国公立大学理系、漏れなく、
『一流大学』です!」

「『富山県立』、イイです!」

この言葉に、どれだけ救われたことか。。

話を本題に戻します○

私は、兎に角、「大学で勉強したい!」という
思いだけで、tpuに進学し、、
「何者になりたいか?」は大学で探そうと
思っていました○

大学1年の頃に、程なく、
「ソーシャルワーカーになる!」と
決まったのですが、、
「理工系(電子情報工学)」の学問が
無駄には、全くなりませんでした○

今の若い人達は、信じられないだろうけど、、
私が大学に入学した頃の世代って、
電子情報工学科入学であっても、
「大学に入学してから初めて、
コンピュータ端末に触れる」という人が
大多数でした○
(人文社会系のその世代の人達だと、
相当、新し物好きでないと、、
大学在学中にPCに触れる機会を持つと
いう人達は、少数派だったと思います○)
(PCも、物凄く、高価でしたし。。)

tpuでは、当時から、
「コンピュータ端末は、タダで、
使い放題」という環境が確保されて
いました○

そのお陰で、私は
「PCアレルギー」にならなくて
済んだということが、ハッキリ言えます○

私より上の世代では、
「スマホしか使えないという人達」が
少なからず居ます○

「それが悪い」というわけでは
ありませんが、、「事務能力」という
意味では、現代では「PCが使える」と
いうことが必須です○

「スマホしか使えない」ことが悪いことでは
ありませんが、、今の時代、
「事務に必須の能力」って「簿記」ではなく、
「PCを使って、エクセルとワードが使える」と
いうことだと思います○

あと、私が大学で
電子情報工学を学んだことで、非常に
良かったと思っていることのもう一つは、
「PCのHDD内で、適宜フォルダを作成し、
ファイルをフォルダに分けて、
整理して管理するスキル」を
習得出来たことです○

このスキル、基本的なスキルなのですが、、
私くらいの世代では、情報工学を専門に
学んだ人くらいしか出来ないし、、
若い世代の人達では、「スマホを専ら使う人」が
多いので、意外と出来ない人が多いです○

私が、高校時代から
「ソーシャルワーカー」という仕事を
知る機会があって、社会福祉系に進んで
いれば、効率が良かった、、と思う人が
居るかも知れません○

しかし、私が
「数字に強くなったこと」
「PCアレルギーにならなかったこと」
「現代に必須の事務能力が身についたこと」の
大きな原因は、一旦、tpuに進学し
電子情報工学を学んだという
「人生の偶然性」によるものです○

そして、「福祉×医療×工学」という
三つの軸を持った
「唯一無二のソーシャルワーカー」に
なれたのも「人生の偶然性」に
よるものです○

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