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集落農業の持続可能性~10年後以降~

こんにちは!士載です!

昨日は、集落営農の下働きのお手伝いを
していました。

関係者の皆様、ありがとう御座いました。

昨日お手伝いして、見聴きしたコト、
観察したコト、父が生前語っていたコトを
総合して考察したいと思います。

今、集落営農の主力になっている方々が
現役である十年くらいは心配する必要はない、、
団塊の世代前後の方々が主力ではなくなる、
団塊ジュニア世代以降が主力を担わなくては
いけない、10年後以降の方策をちょっと
考えてみました。

園芸農業とか野菜・果実をやっている
法人は、もう既に「第6次産業」とか
ある程度、道筋は立っていると思います。

また、「コト消費」と「観光業」を
組み合わせて、「収穫体験」を体験しに
来てもらって、民泊をしてもらい、
休みの日には、観光をしてもらう、、
多少の宿泊料や移動費は肩代わりし、
収穫物の一部はお土産としてあげて、
その代わりに収穫の手伝いをしてもらう
っというアイディアがあるみたいです。

っでも、集団的に米作や大豆をやっている
場合、そういうアイディアは馴染みにくいです。

農機具のオペレーターをちょっと来て
手伝ってもらうのは、
都会からちょっと来た人には無理です。

ここで、第二次産業に従事している
重機を普段使っているメンバーは、
農機具を扱うのに親和性が高い、
比較的抵抗無く操れるようになる
人が多いと思います。

それでいて、農機具の作業を
その人達に集中してしまうのも
心苦しい。

じゃぁ、三角形の田んぼとか
複雑なカタチの田んぼの農機具の
作業、、傾斜が急で出入口に
注意を要する田んぼでは、その人達に
活躍して頂く。

一方で、戦後の農地改革で出来た
長方形の田んぼは、GPSとIoTを駆使した
遠隔操作の農機具で対応できると思います。

今、それを購入しようとすると、
物凄く高価でしょう。

そこで、考えたいのが
「サブスクリプション」という考え方。

乗用車で「サブスクリプション」の利用の
仕方が出始めている。

ヤンマーさんやクボタさんには、
今から、徐々にでイイので、
「サブスクリプション」で安価に
利用できる遠隔操作の農機具を
工夫して頂きたいと思います。

(決まった季節にしか使わない農機具は、
購入より「サブスクリプション」の
考え方が馴染み易いです。)

(否、私が考えているのは、どっちかと
言うと「リース」に近いかも。)

(日本である程度、採算が立ったら、
中国や東南アジアでも活用できるでしょう。)

そして、「苗の管理」というのも
「経験と勘」がモノを言う仕事。

植えるタイミングに苗の育ち具合を
揃える、
田植えの作業は大雨のときには
不可能、
天気のイイ日にイイ育ち具合に
苗の状態を持って行く、
っというのは、本当に難しいようです。

AIによる管理がもてはやされる
昨今ですが、そこは、
「ベテランの経験と勘」に頼って
イイのだろうと思います。

(勿論、次世代は
「ベテランの経験と勘」を
継承しなければいけません。)

(量子コンピュータの研究は、
まだ、端緒についたばかりですから、、
「ベテランの経験と勘」の方が
優れています。)

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