お正月用コケ盆栽ワークショップ2021
日頃コケ見ばかりしているコケの会ですが、年に1度だけワークショップを開催します
なぜ、お正月用コケ盆栽なのか???
コケと言えば、昨今のブームは苔玉やコケテラリウムかもしれません。
しかし私たち信濃町コケの会(野尻湖ナウマンゾウ博物館サークル)は、苔玉とコケテラリウムを作って共に暮らしてみた上で、手軽に末永くコケに親しんでもらえるのはコケ盆栽だ!という見解になりましたので、コケ盆栽に絞ってワークショップを開催するようになりました。
苔玉もコケテラリウムも管理が難しいような気がしてしまうのです。糸でぐるぐる巻きにしたり、ガラス瓶に入れたりなんてちょっと自然では有りませんからね。
ここ、北信州信濃町は家の中に花や緑を生ける必要性を感じないほど緑豊かな町です。そして、冬は雪の多い豪雪地です。冬になれば、除雪は大仕事!雪と共に必死に生活します。
雪に閉ざされた冬季に家の中に緑があれば・・・
・リフレッシュできます
・元気になれます
・癒やされます
コケは霧吹きで水遣りをするとすぐに元気に活き活きしてとてもわかりやすいので、
・乾燥しがちな室内環境にも気を配れるようになります。
コケ盆栽が有れば、心身共充実した冬を過ごせます!
ということで、農作業が終わって、冬囲いが済んで、本格的に雪が降る直前にお正月から冬中楽しんでいただけるようにコケ盆栽を作るようになりました。その作業が楽しいこと!
楽しいから皆さんで作りましょう!!
と言う流れになりワークショップになっていきました。
信濃町会コケの会流お正月用コケ盆栽
コケ盆栽と言っても全然格式ばったことは有りません。アハハ~
鉢におめでたい植物や山野草を植え、隙間にコケを張るというシンプルなものです。
準備
鉢・・・各自土を8分目まで入れて持参
作業用・・・シート、新聞紙、ふきん、ピンセット、割り箸、手袋、霧吹き、ゴミ袋、移植ゴテなど
コケ、山野草、飾り物 適宜
作り方
シンプルです。
2021年のお正月用コケ盆栽
準備できた山野草とコケ
山野草 シュンラン、マンリョウ、ツルリンドウ、ヤマワサビ、ユキノシタ、フユワラビ、竜頭
コケ カサゴケ、シッポゴケ、オオシッポゴケ、ナミガタタチゴケ、トヤマシノブゴケ、スナゴケ、コツボゴケ、ハイゴゴケ、フロウソウ、・・
地味に手作りした 賀正
皆さんの作品
お手入れ
霧吹きでコケが元気になるまで水を遣る。
読書の出来る程度の明り(カーテン越し)が必要。
雪が融けたら、自宅の庭にそれぞれ地植えする。
コケや山野草とのおしゃべりも楽しんでください♫
寒さに強いです。
まとめ
持ち寄りで楽しいコケ盆栽ができました。
まず、コケ談義、山野草談義があってイメージを膨らませます。
作り始めればあっと言う間にできあがり、それぞれのコケ盆栽と共に楽しいおしゃべり会になりました。来年のコケ見計画も立てました。
コケ盆栽と仲良く楽しい冬をお過ごしください。
来年もお会いしましょう!!
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