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コケ見会記録 2021/07/31

長野県と新潟県の県境にある苗名滝の遊歩道をコケ見しました。
遊歩道は長野県 橋を渡って一番近いビューポイントは新潟県 国立公園になっています。

コケ見会メモ

観察地 苗名滝 (基準標高1093.8m)

集合/9:00 天気/晴れ、少し蒸し蒸し 参加者/7名

コケ見のポイント

岩上のコケ、土壌のコケ、樹木のコケ、廃木のコケといろいろあるので絞った方が良い

なるほど納得!
信州大学自然環境診断マイスターの竹重氏のアドバイスにより

岩上のコケに絞って観察することにしました

長野県側遊歩道の岩上のコケ

1,トヤマシノブゴケ

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2,トラノオゴケ


3,フトリュウビゴケ

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4,スギゴケ

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5,スナゴケ


6,ハマキゴケ

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アカミゴケ(地衣類ですが~かわいいのでいつも撮影します♪)

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7,カモジゴケ

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8,クシノハゴケ

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9,トサカホウオウゴケ

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10,ホウオウゴケ

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11,コツボゴケ

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12,ナミガタタチゴケ

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13,タマゴケ?

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14,ハイゴケ

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・・・

湧き水周辺の岩上編

15、ジャゴケ

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16,ヒメジャゴケ

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17,ケゼニゴケ

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18,オオバチョウチンゴケ

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19,ミズシダゴケ

20,ホソバミズゼニゴケ

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21,ケチョウチンゴケ

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22,ネズミノオゴケ

・・・・・

橋を渡って新潟県の安山岩上

氷河時代の生き証人とも言えるエビゴケが生えています!
なるほど・・・どおりで爺くさい感じがしましたら
氷河時代10~13万年前から生き残っているコケだそうですよ。

23,エビゴケ

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24,コバノスナゴケ

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岩を決めよう

遊歩道は1.5㎞ほどの短い距離なのですが、岩がゴロゴロあって、

コケがもふもふしています。

どの岩も良い感じ♡
しかし、観察となると絞った方が楽でしょう(私たちはおばさんですから💦)ということになりました。

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①クジャクゴケの岩
3個ぐらいあるのですが、絞りたいと思います。

②道標の岩

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③水辺周辺

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④エビゴケの岩

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次回から観察は、これらに絞ることにしました。

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観察のやり方は

その岩に生えているコケが何種類か数える

やりがいがありますよ~

だって、岩が大きいから!

コケがかわいいから♡

ちなみに、名前はわからなくても問題は無いようです。

無いわけ無いけど専門的になると同定は大変なんですよ~

当たり前に撮っていたコケを撮り忘れていたときの悲劇といったら有りません💦今回も、クジャクゴケのステキなのを撮り忘れていました…
スナゴケも撮ったようで撮っていなかったし、ネズミノオゴケも忘れていました。

苗名滝のコケのアレレ~?

イワダレコケ(フトリュウビゴケはイワダレゴケ科だそうですが)
コウヤノマンエングサ
フロウソウ
カサゴケ

があって良さそうなのに無いかもしれない???
ということでした。

なぜ? 探りましょう。探しましょう!!

同定のポイントなども竹重先生に教わりながらの観察でしたが、

メモの取り方が今ひとつでまとめられない💦💦💦

相変わらずコケの名前の羅列で終わってしまいました。

自分でコケの種類を同定するためのコケ袋を作りためていくのがコケを覚える近道だと教えていただきました。

自分で作ろう!!コケ袋

手のひらサイズのチャック付ビニール袋に入れる

1種類のコケを2本ぐらい入れる

油性ペンでコケの名前を書く

10日に1回ぐらい息を吹きかける(二酸化炭素!)

時々霧吹きで水もあげましょう

軽くて持ち運びも便利。コケ図鑑より確実になりますね。

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どうせ覚えてもすぐに忘れるお年頃です💦

次回からの観察が、より専門的になるように

頑張りまっす!!

一応

信濃町コケの会は野尻湖ナウマンゾウ博物館サークルですから

お楽しみに

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ご案内
①フェイスブックにグループがあります。
コケ見会の詳細をご案内します。
コケ見に参加できる方を前提にご入会いただいています。

②Instagramは純粋にコケの写真ばかり載せてます。
moss_nojiriko です

よろしかったらご覧ください。

信濃町コケの会は
コケを緩~く愛でています。
ちょっとだけ学術的にあこがれています。

では、来月もお楽しみに♡

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