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コケ・シダ観察会

期日 2021/05/30 9:00~14:00
場所 戸隠森林植物園~随神門 天気 晴れ
講師 信州大学自然環境診断マイスター 竹重 聡さん

戸隠森林植物園から随神門を散策しました。

講師の専門はシダ類とのことで、シダ類や山菜のどれがおいしいとか、食べられるとか食に関するお話が参加者に好評でした。
コケ類は…ジャリジャリしていて食えない! そうです💦
参加者は、山野草に詳しい方、野鳥に詳しい方、コケに詳しい方とそれぞれに得意な分野があり、話が更に盛り上がります。歩みが進みません…。
奥社までたどり着けず(最初から無理でしょう😅と講師も予想していましたが…)来た道を引き返しました。帰り道でキビタキを観察できたり、シッポゴケやスギゴケの群生が見つかったりでとても楽しい観察会でした。

やっぱり講師がいると良いね~、楽しいね~

これに尽きました。


見られたコケ・地衣類

①コアカミゴケ 地衣類 鮮やかな赤まんじゅうが乗ってます。

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②イタチゴケ イタチの尻尾似。尻尾状に上を向くのがわかりやすい

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③イワダレゴケ

④ウマスギゴケ 他のスギゴケ類と違って乾いても葉が縮れずにピッタリと茎に接して筆の穂のようになる。

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⑤オオバチョウチンゴケ

⑥クサゴケ

⑦クジャクゴケ クジャクが羽を広げた様子。赤い朔柄 マット状に広がっています。

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⑧コツボゴケ 透明感があって平面的な葉。葉先は針尖り、小さい葉の状半分にだけギザギザがある(ルーペでは見えない😅)

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⑨コバノスナゴケ


⑩ジャゴケ ジメジメしたところどこにでも😅

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⑪ネズミノオゴケ 光沢のある葉が密に重なって細長く伸び、先が細くなる。講師曰くこの先っぽが翡翠のように美しい💚 私は…💦

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⑫フロウソウ コウヤノマンネングサに似るが、小型

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⑬ヤマトキゴケ 地衣類 茶色の餅 アカミゴケと混生することがある。よく見る💦

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⑭ハイゴケ


⑮ナミガタタチゴケ

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⑯トヤマシノブゴケ

⑰シッポゴケ

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⑱ホソバオキナゴケ

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⑲ハマキゴケ

※普通に見るコケは、撮影しませんでした~

今回の収穫は、イタチゴケ・クジャクゴケ・ネズミノオゴケの動物シリーズの見分けが付くようになったことと、よく見るけど何???と思っていたのがクサゴケとわかったことです。

講師によると200種以上は見られるとのこと、それぞれに似たような種類があるコケが多いので、道程のポイントをつかめると楽しさ倍増だと思いました。

シダ類は個人的に興味が無いので、画像はありません😅
次回は、コケ好きな方と奥社までコケ見したいと思いましたよ~
 by 信濃町コケの会shkazo

信濃町コケの会は…野尻湖ナウマンゾウ博物館所属の博物館サークルです。
足元のコケを愛してやまない、コケに癒やされ、コケに生きるすべを学ぶ地味な活動をしています。会員随時募集中ですが、一緒にコケ見を楽しめる方に限らせて頂きます。

野尻湖ナウマンゾウ博物館へお申し込みくださいね~


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